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Author:terra
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ロードバイク物欲派。
レイ・カーツワイルの未来予測を支持するシンギュラリティ信者(笑)

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BRM514埼玉600km アタック磐梯山 ~3週連続ブルベ 雨と向かい風、そして…~

3週末連続ブルベ。今回も先週同様、600kmです。
集合場所はこれまた先週と同じ入間市は入間川を跨ぐ豊水橋。もうクルマのキーをなくすのはゴメンだから、
今日は自走で…のつもりが、寝坊してやっぱりクルマ。

先週みたいに落とさないように、ウエストバッグ内側にキーリングをがっちり固定して万全。
…と思ったら、それだとエンジンかけられないじゃん。
自分のアホさに憤然としながらリングを外し直し、出発。夜明けのR463を飛ばします。

今日のコースは鹿沼~那須・塩原~郡山を通過して猪苗代湖をぐるっと回り、喜多方と会津若松を通って戻ってくるコース。
今もっとも旬な話題の福島第一原発から40kmほどの場所も通るそうな。

もっとも、そんなこと全然気がつきませんでしたが…

●START~PC1 栃木市(86.7km)
出発は6:00組、7:00組のうち、7:00組の真ん中あたり。
毎回毎回、序盤にゆっくり走ろうと決心してはハアハアしてしまい、後半タレて苦労するばかり。
今度こそは、と固く誓ってソロリソロリ。

吉見町から大芦橋を過ぎ、行田市街のあたりはまだ大丈夫でした。しかし、「道の駅・はにゅう」を過ぎ、利根川にかかる昭和橋を渡り始めた頃… 後ろから、快速二人組がやってきたのに思わず連結。結局、誓いは45kmしか守られませんでした。

それでもまあ、列車についてから10kmくらいは楽ちんで様子見。しかしそのかたたちはきちんと先頭を回していて、だんだん無賃乗車が申しわけなくなってきます。そのうち後続も増え、気づくと10人くらいの大編成。そこで館林市街の中心あたりで私が先頭に。ところが県道373を57に左折すべきところで、GPSのプロットミスでそのまま直進。後続は一人を除いて全員正しいポイントを左折したのに、私は結局ミスコースにはまったく気づかず、お一人さまをご案内したまま1.4kmほど遠回り。正常ルートに復帰すると、振り切ってしまったと思った大勢が目の前を通過して行くじゃありませんか。

なるほど、ルートラボでおかしなコースをプロットしてしまう理由がわかりました。
いわゆる「道ピタモード」でコースを引くと、できるだけ右左折を少なく、より大通りなルートが選択されるわけです。拡大画面でそれをやると、画面表示の外側の領域で自動選択が行われるため、ルートをひいた本人も気づかぬおかしなコースができあがるということですね。

そんなわけで、ダッシュして先ほどの集団に再連結。さっきの集団より人数は減り、私を入れて5人。でも、みなさん実業団の上級登録選手のような、引き締まった脚をしてらっしゃる。

ぱっと見た印象に違わず、みんな速い。その4人が先頭交代をしているので、私も5人目の面子として参加。結果、まだコース1/6も行かない序盤なのに、コンスタントに40km/h近く出ている異常事態です。

あっという間に86.7km地点、PC1に到着。でも脚はガクガク。「脚の揃っている方ばかりでいいですね!」
とお声がけいただきますが、いやいやいやいや、もう終わってますって orz
なんとなく「この5人で回していきましょう」という雰囲気。こういう、同じ死線を潜った戦友のような連帯感は大好きです。

ただ、このペースだと即、戦死する確信が。かといって時間差で出発をずらして逃げるわけにも行かず、そのまま結局、再び先頭交代。バテ気味だったので後ろに下がっていましたが、自分の番が来たらやっぱり頑張ります。

●PC2 矢板市(150.1km)

佐野藤岡、栃木市、鹿沼、宇都宮。AJ宇都宮でおなじみの森林公園なんかもあっという間に通過。いつもは高速道を使ってアクセスする場所なのに、、、

気がつくとPC1から63.4km地点、矢板市のPC2に着いていました。スタートから150km地点で、経過時間は5時間ちょっと。最初の45kmはゆっくりペースで来たし、PC1では30分近く喋ってました。それを思えば速すぎるペース。33km/h巡航くらい?

この時点で、冗談抜きで脚は売り切れ。そのわりに単独で参加されている方たちも、さほど変わらぬ所要時間で飛び込んで来ます。飛ばして10分程度短縮できても、失うものの方が多すぎるよ… オーバーヒートした頭を水道でジャブジャブ濡らしながら反省。でも、アフターカーニバル。今後もこのペースで行くとDNFは必定です。

というわけで、先ほどのグループのうち、その場にいた方にだけ挨拶し、一足早くスローペースで一人旅。

この時点で12:35。

●~PC3 郡山(253.8km)

話は変わりますが、本日の気象予測。午後からはずっと強い向かい風、ないし横風基調。夕方には一段と強い向かい風。そして深夜には、喜多方地方にだけ雨マーク。22時頃までに喜多方を通過していれば間違いなく雨には遭わないだろう、と予測しました。でも、向かい風はほぼ不可避。なので夕刻までに強烈な向かい風区間を通過しておこう。それが今回唯一の作戦でした。

そんなわけで、無理のない範囲で急ぎます。ところが、程度の差はあれ向かい風基調は変わらず。先ほどのスピードから10km/h近く遅くなっています。そして那須塩原~那須を越えるまでのこのコース。地震の影響はなさげのに、路面の状態が悪すぎ。先週走った三国峠~苗場間のスノーシェッド内並みにドッカンドッカン不整があります。あのときは不整路は短い区間にかたまっていたので集中してればNo Problemでした。でも今回は、いろいろなところに頻出して気が抜けません。ジャブのように振動が効いてきて、五十肩には辛い区間。

振動が効き過ぎたのか、Edge 800がまたも挙動不審に。
ラップ距離と走行距離がともに「-- -- km」との表示になり、平均時速がなんと! 2,335km/hですと! 通過ルートを表示すると、一瞬太平洋の真ん中までワープしてるし… ここでいじり倒してもしかたないので、ルートは一度リセット。ルート表示とラップ距離のみを頼りに行きます。

ようやく白河市の市街地に出ると、ここは短い間ながら追い風。郡山に向け左折するポイント(207.1km地点)で、ルートの1/3を越えたご褒美も兼ねてコンビニ休憩。大半の参加者はここでも止まらず、目の前を次々通過。私はといえば、曲がった瞬間から向かい風になるのが明らかなため、なかなか腰があがりません。
ようやく決心して、次のPCに向け出発します。この時点で15:05頃。

向かい風に苦しみながら、日が傾いた道を急ぎます。白河市を過ぎ、天栄村、須賀川市、郡山市。17時20分頃だったか、ようやく郡山のPC、ミニストップに到着。PCまでの直線道路が、幹線で交通量が多い割に路肩が狭い&不整で走りにくい。しかも、ついに来ました強風時間! 進行方向と並行して走る路面の不整に
タイヤをとられながら、苦労してわずかな距離をヨロヨロと。ようやく辿り着くと、AJ埼玉のスタッフ各位やたくさんの参加者が。

今日は6:00発の参加者にはほとんど出会わなかったので不安だったので、これはかなり心強い。しかし自分が遅いのか、みなさんよほど速いのか。

ここではじめて、inainaさん、KENさん、LEGONで活動しておられるykjumperさんにお会いします。

でも、とにかく風が渺々と吹き付けていて、バテからの経験上、あっという間に悪寒が始まることが予測されます。挨拶もそこそこに、到着と同時に寸秒を惜しんで荷物をひもとき、冬用装備を装着開始。冬用のインナーを重ね着し、ウインドブレーカを着込み、グラブは長指タイプに。前々回の千葉400みたいにロボキャップも被り、コンビニ入口脇の自動車教習所パンフを失敬して腹に巻きます。外気は13℃ほどだから、私の行動は常軌を逸しています。でも、バテているときはホントにやばいので仕方ありません。

inainaさんたちは近所のラーメン屋に行かれるとのことでしたが、私はPCでの買い物もまだこれから。
お待たせしては、ということで、単独行動を続ける旨お伝えします。
冬用装備を済ませてから、イートイン・コーナーで補給。

実は、ミニストップのサクサクチキンが密かに好み。暖まったつもりで店外に出ると、自転車に辿り着くまでの数秒で寒さにやられ、悪寒がスタート… 生きていられるとは思えないくらいの寒さです。歯をガチガチ鳴らしながら、ドリンクボトルだけひっつかんで店内に逆戻り。再びイートインコーナーの近くでボトルに飲料を詰め替え、自転車に駆け寄ってスタート。

寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い、、、、

しかとは覚えていませんが、18時過ぎ頃?寒さに震えながら出発。


●~PC4 喜多方市(313.4km)

しばらくの間は胴震いが出るうえに、向かい風が強すぎて、直進できない、、、
ここからすぐに、猪苗代湖への上りが始まります。
なのに、時折右側からも突風が吹き付けて、登坂どころでは。
さっきから大型車両がひっきりなしに脇を通り抜けていくので、
まっすぐ進むことに全力を注ぎます。

橋を渡る途中で最大級の突風が来て、左に大きく飛ばされてしまいました。
幸い落車はしなかったけど、高い縁石に叩きつけられました。
前輪のクイックリリースと左ペダルがコンクリを擦るイヤな音がして停車。
倒れないよう、瞬間的に肩に力を込めたため、五十肩をやっている側に激痛。

ふと前を見ると、グループで走っていた女性が歩道に投げ出されています。
本人が照れた様子で「大丈夫です」と仰っていたので、大事には至っていないと判断しました。でも、あれがもし車道側に投げ出されていたら、二人とも大型車に轢かれていたんじゃ…

ぞっとしながら再スタート。

その後、標高が上がるにつれて徐々に向かい風は通常レベルに落ち着いたので一安心。
単なる上り坂なのに、こんなにありがたいとは。
ほどなく登坂が終わり、猪苗代湖沿いの周遊ルートに。

時刻は19時過ぎで、完全に日没。でも景色が若干見えるくらいの残光はあります。
猪苗代湖は初訪問。薄明で、うすぼんやりとしたのを眺めつつ走行。
もっとはっきり見たかったけど、観光らしい観光を諦めるのもブルベの宿命。

体があたたまり、リラックスして走るのもつかの間、アイウェアにポツリと水滴が。
ひょっとして、雨? 冗談じゃないよ… あっという間に降り始めます。
あわてて停車し、ウインドブレーカーの代わりにゴアのレインジャケット。
今回雨に降られることはほぼ予想外だったため、雨具と言えばこれだけ。
装備、甘かったな… 雨量がさほどではないことだけが救いです。

夜になった平坦路をさらに20kmほど進み、猪苗代湖からダウンヒル。
雨で滑りやすくなった坂を、水の跳ねを気にしながらそろそろと下ります。
途中、そのまま下り続ければまっすぐ会津若松という地点で右折し、
淋しげな山道を再度登ります。

追いついてきた参加者がパスし、さらにもう一段淋しげな林道ぽいところへ右折。
暗闇に浮かび上がった標識には、「雄国パノラマライン」の文字が…
ええええ、また上るんですかい…? そのかたは「でもここ(パノラマライン)短いんですよね」と
ひとこと言い置いて去っていきます。私はといえば、全然スピードが上がりません。
たしかに距離は短いけど、えっちらおっちら苦労しながら登坂。
夜にこんなところ上ってもなあ、と思い下りにさしかかると、確かにこれは上り甲斐があったというもの。
傾斜地に広がる田畑の向こうに、会津の街明かりが一気に見渡せます。
先ほどの苦労が報われる心持ち。コースご担当は、こういうところまで計算してるんだなあ…
感謝しながら、気持ちよく下り。ようやく喜多方の市街地に入れました。

私の東北訪問と言えば、わずかに白河止まり。なのでもちろん、喜多方もお初です。
きっと喜多方ラーメンの店がたくさんあるんだろう、くらいな知識レベル。
でも、最初に目に入ってきたラーメン屋は幸楽苑です orz
その後ガストやマクドナルドばかりが目に入ってきます。そして、日高屋まで、、
喜多方で幸楽苑とか日高屋って、エスキモーに氷を売るレベルじゃないの? 違うの?

疑問符で頭をいっぱいにしたまま、PC4のセブンイレブンへ。
さっきからラーメンのことばかり考えていたため、食べるものも自然にカップラーメン。
でも、きゅーちさんが ペヤング焼きそばを常食しておられることを思い出し、なんとなく私も。

ペヤング、学生の頃から二十数年ぶりです。当時は録音スタジオの受付バイトをやっていて、コーヒーなどのほか、ペヤングも売っていたのでした。ジャニーズ事務所などのタレントが利用するスタジオだったんですが、さすがにアイドルたちはそんなものを喰らうはずもなし。それでも扱っていたのは、レコーディング中の待機時間を持てあましていたボーヤといわれる機材運びスタッフ向けだったのでした。そういえば、ボーヤ君たちは別名
ローディといってたよなあ。ROADとLOADは違うけど、ローディはペヤングが好きなのかなあ。

…疲れていて、頭に浮かぶのはそんなくだらないことばかり。22時少し前にPC5を出発。ここから19kmほど先にある本日の仮眠場所、会津若松のビジネスホテルに雨中を急ぎます。


●会津若松で仮眠 (333km地点)

予報では、雨が降るのは喜多方地方だけでした。会津若松は雨予報、一切なし。
しかし、会津若松市に入った途端、本降りですよ…

どうしたんだ、会津若松?
降らないって約束したじゃないか。
おまえには失望したぞ、会津若松。

…靴下まで雨が侵入してきたので、もはや平常心を失っています。

本日明け方にネットで調べたところ、本来のコース近くの主なホテルはすべて満室。
そのため、コースからは外れてしまうけど、鶴ケ城近くの繁華街に投宿。
全国チェーンよりも地元資本のホテルのほうが、地域経済への貢献にはなるかなと思って選んでみました。
どこか安全な場所に自転車を置いてもらえまいか、と相談したら、ホテルマン氏はまさに快諾。
バックヤードですが、カギの掛かる場所に置いてもらえて一安心。

22:40頃チェックイン。

部屋に入ってからは、先週同様ドライヤー祭り。ああ、毎週土曜の深夜にMTBシューズを乾かしてるよ…
しかし先週で段取りに慣れたため、シャワーを浴びてさっぱりしたあと、24時には眠りにつけました。
鈍くさい私にしては、上出来です。

その後、断続的にではあるけど、3時まで眠れました。
起き上がって外をみると、予報どおり雨が上がっています。そして、買い置きの食事を摂って4時20分に出発。
なんだかんだで、6時間近くも滞在した計算です。
せっかく泊まるんだから元をとろうという、貧乏根性丸出しです。

●通過チェックポイント 天栄村(383.1km)

夜明の市街地を出発。路面は濡れているけど、空気は爽やか。
バテバテだった体調も、悪寒はナシ。今朝はなかなかいい感じ!
これからもう一度 猪苗代湖まで上るわけですが、朝の冷気もすがすがしい。
新緑の香気を楽しみながら、つづら折りを上っていきます。
苦労せず登り切り、294号を天栄村方面まで。
途中アップダウンはあるものの、調子は悪くありません。
7人くらいの参加者にパスしながら声をかけ、順調に50kmを走破。
比較的簡単にチェックポイントのセブンイレブンに到着します。

ここで再びinainaさん、KENさん、ykjumperさんに遭遇します。
ところが、inainaさんは自転車に不具合があるとのこと、先行して宇都宮の自転車店を目指す由。
一方、KENさんは先週に引き続きEdge 800の調子が悪いとのこと。
私が千葉400のときに、スマホもキューシートもない状態で陥ったのと同じフリーズ状態のようです。

…というわけで、ゴールまでまたもご一緒することになりました。
でも今回は、先週のような絶好調ではないのが気がかり…

●~PC5 黒磯 (434.1km)

走り始めると、KENさんのホイールが空転する音が聞こえてきます。
となると、速度を上げざるを得ません。空転音が聞こえればスピードアップ、
というのを繰り返すうち、どんどんバテて来ます。

私は「空転音=もっと速く漕げ!」と前車への煽りと捉えています。
自分のうしろに後続がいない場合は滅多に空転音をさせないよう、
ブレーキで速度を調整するなどして注意を払うようにしています。
(後続がいる場合は、空転=今はスピードを上げてはいけない、という警告にもなるため、その場合はすなおに脚を停めています)

ああ、さっきまでみたいにマイペースで走れれば問題はなかったんだけど…

16kmのあいだ前を走っただけで疲れ切ってしまい、お願いして先に立っていただきます。
すると今度はKENさんスピードアップ! あっという間に見えなくなります。
それについていこうとして、ますますバテバテ。これの悪循環がしばらく続き、もはや完全に脚が終わってしまいました。

●~PC6 鹿沼 500.4km

PC5を出たあともしばらくこの状況が続きます。
ようやくKENさんにも気づいていただけましたが、アフターカーニバル。
すでにバテも極限に来ていて、リカバーも難しい状況に。
おまけに疲労が募り、眠気に直結してしまいました。

後ろを走るKENさんも、私の遅さに合わせるのでだんだん眠くなってきたみたい。
ふたりして、廃コンビニの店頭に自転車を停めると、そのまま地べたに横たわって爆睡。

PC5を出てから10km地点くらいだろうと思っていたけど、起きてサイコンをみたら20kmを越えています。ということは、またも半分寝ながら10km近くを走っていた計算に…!
深夜や明け方に居眠り走行をしたことはあるけど、普通に車が走っている時間にこんなことをしてると轢かれそう…

何時に停まったかは定かではないものの、私が寝ていたのはおそらく10分くらい?
その後15分ほどかけて買い置きしてあったおにぎりを食べ、ドリンクを自販機で補給。
日なたで爆睡しているKENさんを起こして、出発。

残念ながら先頭を走る気力も残っていないため、右左折ポイントを背後から伝える役に徹し、KENさんには前を走っていただきます。私のスピードが出ないため、なかなか次のPCに着かない…

途中、森林公園近くのコンビニで休憩までして、ようやく着いたのは、1時半か2時頃だったかな…
もうボロボロ…

誰もいないや、みんな先に行ってしまったかな、と思う間もなく、inainaさんはじめ集団が登場して少し安心。思いのほか、修理が簡単に済んだ由。
お誘いがあり、火山ラーメンなるお店へご一緒することになりました。
私は夜の寒さが怖かったため少しでも先を急ぎたかったけど、そうなるとKENさんがルートがわからない。たぶん20km走るとおなかも空くだろう、ということで、いざ。inainaさんを先頭にして出発します。

●~PC7 羽生 557.8km

小一時間かけ20kmほどをゆっくり移動。火山ラーメンは、栃木で展開する有名店みたい。
ビビンバのように石の器をかんかんに熱して麺を盛りつけたところに、スープを注いで沸騰したところを味わうという、豪快な料理。
人心地ついて、残り80kmほど。

この区間を走っていて、おおいに感心したことが。それは、inainaさんの走り。
私はホイールの空転音がするとプレッシャーに感じまくる性質だけど、inainaさんはまったく意に介さず、堂々とペースを保ちます。

ああ、こうやって走ってもいいんだ…

もしかして、集団走行の世界では常識なのかもしれませんね。

でも、私には目から鱗、でした。

また、ミスコースが途中で生じた際、道を引き返す折に走行順が逆になったのを利用して、私が先頭にたった局面がありました。ずっと速度が20km/h前後が続いていたため、inainaさんがお疲れかな、と思い私が牽くつもりで先頭に。ちょうどこのペースで体が冷え、寒気が始まっていたこともあったので
一石二鳥のつもりでした。ところが、再度inainaさんが前に。

これがいちばん効率がいいからとのことで、またも集団走行の奥深さを知った次第です。

ようやくPC7に到着し、先にinainaさんとKENさんが、途中の合流を前提に出発。
私は数分遅れて追いかけ、連結の予定です。でも、私が今朝のミスコースと同種の過ちをした様子。
結局追えどもお二人の姿は見えず、どうやら途中で抜いてしまったみたい。

●ゴール 入間 606.3km
 
時刻は18時を大きく回っています。このまま待っていると、また昨夕と同じ症状が出そうな雲行き。ならば、失礼して先を急ごう。
冷える前に急ごうと、おそるおそる負荷を掛けてみます。
ところがスピード、出るじゃありませんか。
PC6からの走行が回復走になっていたようで、先週の三国峠の下りからと同じように突然、体調が元に戻っています。

こりゃ行ける! というわけで、再び先週同様、ニヤニヤしながら踏み倒します。
向かい風が強く抜群のペースとはいかないけど、2時間で48.5kmを走破。
20時15分過ぎにゴールしました。

●メモ

冒頭と帰路の集団走行。ほんとに、つくづく、自分には適性がないと思いました、、、

PCごとに「たいへんだね」と語り合ったり、道の途中で助け合ったり、という以外は孤独に徹するのが、(今の)自分には合っているのかもしれません。
もっと臨機応変に対応できる余裕が生まれれば、そのときは集団で走ってみたいとは思いますが、やはりそのためには単独での修行が必要かなと思います、、、

「超」がつくマイペースですよねまったく、、
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BRM507埼玉600km アタック日本海 and more

●前口上

リハビリブルベも4度目。もういい加減「リハビリ」っていうのやめたら?といわれそう。
自分自身、今回を走りおおせたらリハビリ完了といおうと思っています。
でもレントゲン撮影をしてみると、いまだ折れた骨の間隔は2mm以上。

骨折面がそれぞれ綿棒みたいな形状になってきていて、ふわふわした影が取り巻いてます。
この綿棒どうしがさらに膨らんでくっつけば、癒合完了なのでしょう。

というわけで、とうとうシーズン初の600km。
獲得標高は4000m台? 難易度は低めな印象です。

しかし、雨が大っ嫌いな私。登坂より、どれだけ濡れないで済ませられるか? が
関心事項。スタート直前まで何十回、気象情報を確認したかしれません。
PCに停車するたびにも、これから走るエリアの1時間単位の予報をチェックしていました。

●~第1PC(97.1km)

スタートは朝7:00。ペースを抑えて走ることを(十数回目だけど)決心して出発します。
冒頭35kmあたりまではまあまあ成功。

ところが、凄い勢いでクロサワさんの列車がやってきて、中からきゅーちさんのお誘いが。
思わず飛び乗ったけど、速い速い。またも誓いは破られ、ハアハア。

結局PC1までは着いていけず、85km地点あたりで脱落。
表向きの理由は「客車が増えすぎて、後続のクルマに迷惑だから」。
でも、いうまでもなく脚の売り切れなんですけどね。

PC1で再びきゅーちさんに合流。
膝の調子が悪いというたっつんさん。残念。少しお話しして、出発。

●~第2PC(214.5km)

三国峠を含むパート。上りのスピードはきゅーちさんと一緒。
でも、下りでついせっかちに急いでしまい、勝手に先行してしまいました。
湯沢から南魚沼までの一直線の区間では、かなりの追い風。
みなさん飛ばす飛ばす。途中猛然とパスしていったvyv00411さんとAzuさんのお二人は、平地にも拘わらず瞬間で55km/h出てましたよ、、、

●~第3PC(290.7km)

19時40分頃到着。
「降らないで」と祈っていたけど、願い空しくザーッとくるのが確実な情勢です。

とりあえずEdge800については雨中で給電するのは危険と判断。
PC2を出た時点からモバイルブースターに繋いで満充電に戻し、
さらにビニールテープでUSBポートなどを塞いでおきました。

降らなければ419km地点の湯沢健康ランドまで進みたかったけど、
予報では朝4時頃まで長岡~湯沢間で雨。
仕方なく、途中合流した東さん(四国一周でご一緒いただいたかた)を
お誘いし、長岡駅前のホテルに2部屋確保します。

●~第4PC(336.1km)

そんなこんなで長居してしまい、PC3を出たのは20時30分近く。東さんと出発。
雨雲レーダーによると、すでに日本海沿岸は降雨エリアに入っています。
と思う間もなく、ポツポツ。
最初に出くわしたトンネルのなかで停車し、雨具を装備。

上半身はモンベルのゴアテックス製サイクルレインジャケット。
下は同じくモンベルだけど、非ゴアなサイクルレインパンツ。費用をケチりましたw

ソックスはシールスキンズの夏用バージョンを選択。
でもこれは朝から履いていて、汗をかき、ほとんど意味なし (^^ ;

昨春零下&雨雪のブルベで苦労して以来、装備はこんな感じである程度は。
でも、もっぱら雨を避ける方に汲々として、実地運用はこれまでゼロ。
なので詰めが甘く、おおいに苦労しました。

雨は思ったよりさらに激しく、土砂ぶり一歩手前といったところ。

サイクルレインジャケットは、セパレート式のフードを着ける手間を惜しんだため、
レインキャップを伝って襟から浸水。暑さ対策で脇下のベンチレーターを
全開にしていたら、ここからも浸水。
腹に巻いた防水ウエストバッグのバンドを伝って、これまたジャージにも浸透。

ORTLIEBの防水サドルバッグも、フラップの巻き上げかたがヘタクソで、荷物もじんわり、しっとり。

さらにさらに。
ブルベで常用しているウエストバッグは防水が売りのINOV8のなんだけど、
きちんとジッパーを閉じてませんでした。しかもその隙間からバンダナがこんにちは。
つまり濡れ放題。ということは、さっきのPCでホテル予約するときにiPhone使って、
ziplocに入れ直さなかったから濡れてるんじゃ、、、!


海岸沿いで緊急ストップしてもらい、慌てて中身をガサガサ整理。
しかしグラブを嵌めた手でうまくできず、何かを落としたような気も、、
一応財布はあるし、他に落し物はなさげだったので、東さんに謝って再スタート。
そしてこの雨の路上でのウエストバッグガサゴソ行為が、ゴール後重くのしかかってくるのでした、、

雨の不快さを呪いながら、なにも見えない海沿いのルートを進みます。

雨が降ってきて、どうやら喜んでいる様子なのが田圃のカエルたち。
濡れた道路に、さかんにぴょんぴょん跳ね出ています。
そうすると当然、車のタイヤの餌食。
なにやら魚くさいというか、ちょっと別種の生臭い匂いがすると思ったら、やはり。
道中、無数のカエルたちが轢かれていました。

元気に跳ねているのもいるけど、それはむしろ少数。

走行途中、なにかアイウェアについたのをそのままにして、
PC4の手洗いで鏡をのぞき込んでみたら、、、
轢かれたカエルさんの肉片が貼りついていましたよ orz


そんなこんなで、第4PCに到着したのは23時頃。45km進むのに2時間半です。
これはひとえに私の準備不足とバテから来ているもの。
ご一緒いただいた東さんには、ご迷惑をおかけしました。

濡れて寒いので、店の二重扉の内側で補給。
見ていると、タイツがぐしょ濡れで寒そうな参加者も。
レインパンツ、持参しなかったのかな、、
どうか履き替えがありますように。
でないと、残り300kmでお尻の皮がズルズルになっちゃうよ…

●長岡駅前のビジネスホテルで仮眠(347km)

第4PCから11kmほど進み、長岡駅前の繁華街に面したビジネスホテルにチェックイン。
昨秋のアタック日本海では、ここの系列に泊まったのでした。
そのときは自転車で乗り付けた第一号が私だったようで、ホテルマンに交渉して
フロント前の物置に隠すように置かせてもらいました。
今回は昨年のその件が系列間で情報共有されていた様子。
たいした説明もなく、ロビーにそのまま置かせてもらえた。
同じ価格で広くて少し綺麗で乾燥機も使えたので、かなり満足度高し。

ちなみに、ホテル前のアーケードでふたりして自転車の水滴を拭っていると、
昨年の四国一周で松山駅のカプセルホテルでご一緒したもうひとりのかた、
立川さんも到着されました。そのときはこの3人で宿泊したわけです。
またこのメンツが揃うなんて、いやまったく、すごい偶然!

で、3人で、ホテルに一台しかない乾燥機を。
ごく一般的な家庭用に、3人分の濡れたジャージ類を放り込みます。
しかし水を絞らず入れたため、1時間回しても生乾き状態。
しかも! 生乾きなだけでなく、330kmを汗だくで走ってきた三人のオヤジの体臭が
渾然一体となって…(以下描写は自粛)

せめて完全に乾けば香気も和らぐだろうと、1時過ぎから2時まで延々、
備え付けのドライヤーで乾燥。ズボンプレッサーもフル動員。
おかげでシューズも含め、ほぼ完全に乾燥できました。

24時前に到着して、5時20分に出発。ブルベにしては長時間の滞在だったのに、
結局3時くらいまで寝付けず、細切れの睡眠時間。
なんだかんだで1時間ちょっとだったかな?
ウエア類のリフレッシュはできたけど、頭ぼんやりで出発。
予報どうりに雨があがり、好天に恵まれたのが大きな救いです。

●~第5PC(524.8km)そしてゴール(601.3km)

次のPC5までは、区間距離が188.7km。かなり長い…

平均20km/hで走っても夕方にはゴールできるよね、ぼちぼち行きましょう、

立川さんのご意見に従い、3人でホテルを出ます。

疲れがとれず、ぼんやり走っていると、小千谷駅の手前あたりで背後から声が掛かります。

 !!

岩ちゃんさん、KENさん、きゅーちさんじゃあーりませんか!

岩ちゃんさんKENさんは1時間早いスタートだったし、きゅーちさんも
宿を早めに出たものと思っていました。なのでここで合流するのは予想外。

6人で列車となり、昨日通った広大な平野を南下します。
しかし、3番目を走っていた私は、東さん立川さんのスピードについていけず。
あーれーぇ。残りの3方を道連れに信号の切れ目で中切れ。

いつものGIRAFFEな面々で走ることになりました。
なんだか一気に、荒サイを走ってる気分になったのは私だけでしょうかw

苦労してようやく、昨日の想定仮眠所だった湯沢健康ランド前をパス。
ここからが今日のメインディッシュ、三国峠の上り返しです。
まあ、昨日の赤根峠がないのは助かりますが、、

心苦しいけれど、登坂開始で遅れたきゅーちさんは放置プレイで(爆)
えっちら三国峠のトンネルまで。岩ちゃんさんが強烈なスプリントで
揺さぶりをかけますが、KENさんはトップの座を譲らず堅持w

私はもうそんな余裕など1ミリもなく、ただゼイゼイとマイペース。

苗場からの坂を一度登り切った辺りでAUDAX 埼玉のみなさんの応援をいただきつつ、
なんだかんだでようやく三国峠をクリア。豪快なダウンヒルは、これまた岩ちゃんさんと
KENさんが快調に飛ばして行きます。私はまたも最後尾。おっかなびっくり下るだけです。

ところが、ここで予想外の事態が。

お二人もEdge 800ユーザーですが、ルートラボでゲットしたコースデータが
ウソ情報だったり、バッテリーの調子が悪いということで、ともに使えなくなった由。
そんなわけで、ダウンヒルの終盤、なんと私が先導役を拝命することになりました。

はじめは「これだけバテてることだし、もっても20-30分だろな」と悲観していました。
しかし!前にたった途端、何の前触れもなく来ましたよ伝説のセカンドウインドが…!

さっきまでのバテバテ具合はどこへやら、突如絶好調に変貌してしまいました。
長い長いダウンヒルと追い風。そのおかげで回復したものと思われますが、
いくらなんでもこの高揚ぶりはそれだけでは説明できません。
ちょうど昨年の600km、1002アタック日本海で菅平高原への登りで急に元気になったときと同じ、
いやそれ以上の状態です。知らないうちに何か禁止薬物でも摂取したかってくらい。

事後ログを見ても、最後125km区間の心拍数はほぼ110台から120台前半で推移。
一瞬137をつけているけど、これはずっとダンシングで坂を登ったときのもの。

ここまで絶好調なのは初めてです。ロングスプリントをしたくてウズウズするくらい。
でもお二人の先導役を仰せつかった手前、飛ばすわけにはいかず。
そんなわけで、残り120kmを回復走に(!!)充てさせていただきました。

ただし、ふだんは完全にツキイチ専門のため、前を牽く経験が少なすぎ。
それに五十肩で利き腕が上がらず、ハンドサインがうまく出せない…
後続のお二人には多々ご迷惑をおかけしてしまいました。

後半の好天と爽快なアップダウンを満喫しながら、ブルベ人生初の余裕のゴール。
18時39分着ということに。

まだもう少し走れるな~、とゴーマンな気持ちでトイレに行き、ゆっくり洗顔など。さっぱりしてクルマの前に戻って来ました。


●ゴールのあとのお楽しみ

日が暮れてそろそろカラダも冷えて来たし、撤収の支度をしよう。

ウエストバッグからおもむろにクルマのキーを取り出そうとすると…

ない。

車のキーが、ないよ?

…マジでない。

冗談抜きでありません。

考えつくあらゆるところを探したけれど、見つからず。

混乱した頭で思い出していました。

昨夜日本海沿いで大雨に遭ったとき、ウエストバッグの中身を浚っていたことを…
雨音で気づかなかったけど、おそらくキーを落としちゃったんだ。
半分開いたファスナーのところに突っ込んであったし…

そのことに気づいた途端、先ほどまでの魔法が解けました。
日没とともに急に冷え込み、恒例の悪寒が…

やばいよやばいよ。どうしよう…

家までスペアキーを取りに行くべきだろうけど、600km走ったうえに
また自宅まで往復なんて。その考えは即、却下。

まずは妻に電話します。

ねえ、入間まで車のキーを持ってきてくれない?

しかし、妻のケータイは留守電モード。
娘と外出中で家に戻って出てくるのを待っているといつになるやら。

待っているとたいへんなことになりそうなので、
(これまたいつものように)寒さに震えながら、いろんな案をもてあそんでみます。
しかしどれもダメ。やっぱり、家まで自転車で取りに往復するのが合理的か…

拙宅は志木です。地図アプリで調べたところでは、往復でちょうど55km。
というわけで、目の前なのに入ることのできない車は放置して、
豊水橋の会場を出発しました。

「これから自走で帰りますよ」的な雰囲気を表現しつつw

55kmか… ブルベ強者からすると短距離でしかないだろうけど、
いちど自宅まで帰り着いて、またここまで戻ることへの精神的ダメージは
図りしれません orz

やっぱり、さっきみたいなゴーマンかましたから天罰なんだろうな…
幸いなことに、豊水橋のある入間市から志木市は下り基調で、
今日の午後からの追い風がここでも味方してくれます。

が、しかーし。
自宅から入間までは、強烈な向かい風&上り基調ってことなんだよねぇ当然。

途中GPSを見ずに走ったため、気がついたら16号線を八王子方面に向かっていたりして、
自宅までは1時間20分。そして、折り返しは向かい風に苦しみながら、やはり
同じく1時間20分で再度会場まで。

結局、19時に豊水橋を出て、戻ってきたら22時近くになっていました。

真っ暗な河川敷へLEDライト全開で下りていくと、
白木会長ほか、二度目の登場を知らない運営スタッフのみなさんに
「おかえりなさーい」と暖かく出迎えていただきましたよ orz


そんなわけで、ゴール後のお楽しみな50kmを足した650kmブルベが終わったのでした。


●おまけのおまけ

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出発前日のスペック
体重60.6kg 体脂肪率18.4%

帰着翌日、同条件で計測
体重59.2kg 体脂肪率14.9%

これでブルべ翌日から襲ってくる炭水化物祭りさえ回避できれば
結構ヒルクライマー体型になれるのにね、、


この日記を書きながら、シャトレーゼのアイスを5本連続で食っちまいましたよ orz
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絶体絶命!? BRM326(429)千葉400km 市原

リハビリ・ブルベの第3弾は、3/26実施予定が震災の影響で4/29に延期になった、AJ千葉さん主催の400kmでした。

鎖骨はくっつく気配が全くないけど、実は痛みもないのでほとんど
気にしないレベル。しかし、鎖骨固定中に悪化した肩関節周囲炎(五十肩)は、今でも夜中に痛みで飛び起きるほどです。医師には少なくともあと半年はかかると言われているので、今後半年間はリハビリブルベでしょうか(爆)

今回のコースはわざわざ木更津から房総半島の先端まで行って、スタートからわずか10kmしか離れていない市原まで戻って来て折り返し、もう一度そのコースを逆戻りトレースするという400kmですよ…

しかも木更津から鹿野山、シイタケ村経由で白浜に出て、そこから鴨川有料道路、三石山、養老渓谷を経て市原まで北上。往路はこれにグリーンラインともみじロードが加わるという、かなりお腹いっぱいな設定。
自分では絶対、この発想はないよなあ(;´Д`)

これで3回連続、通勤用に買ったバイクを投入したわけですが、獲得標高4000だか4400mだかで大丈夫か?との懸念はありました。

前回前々回と我流でディレイラーをとりつけてガタガタだった変速調整が、今回はあらかじめGIRAFFEさんに見ていただいていたので、かなり安心。タイヤもフロントだけPRO3からGrandprix400に変えたところ、思いのほかしっとりした乗り味。まあ、PRO3が摩滅しすぎてたっていうのがあるんですが、これは嬉しい発見でした。

なら順調に行けたのかというと、全然(爆)
またもアホなことをいろいろやらかしてしまったのでした。

まず、車で出発直後から。

ありゃ、携帯(iPhone)忘れた! あちゃー! 途中ネットに繋げない。
ま、EDGE 800があるから地図は大丈夫だし、途中ツイートできないくらいで実害はないよね?

しかし頼りの800は、ルートラボで頂戴したコースデータが爆弾だったことがのちほど判明。全部自己責任なわけですが、他にもモロモロあって、笑っちゃうほど苦しめられました。

今回のスタートは12時。朝眠い思いをしないで済むのは助かります。Azuさんとお話しながらブリーフィング後、出発。Azuさん含む速い先頭グループから、少し離れて単独で走り始めます。途中信号等でそのグループの最後尾に追いつき、混ぜてもらいつつ鹿野山(マザー牧場)の上り。

序盤飛ばす悪い癖を抑えて抑えて、更和の1PCへ。「ゆっくりマイペースで行きます」とAzuさんにお伝えしていたのに、同着。これは気まずい。しどろもどろにいいわけしつつ、遅れて単独にて出発します。

更和を出たあとは、途中交差点を左折すべし、とブリーフィング時コース担当の方が念押しをされていました。しかし、800のルート表示はもみじロードに直進。うっかりそちらを信じてしまい、不要なアップダウンに突入。ほんとはミスコースが判明したら、その地点まで戻るべきでした。

でもこれショートカットじゃないし、本来のコースよりアップダウンがきついから許して! そのまま進み、何食わぬ顔で「平塚入口交差点」に復帰。シイタケ村の坂をクリアして、白浜滝口のPC2へ。

鴨川までの海沿いは、ラッキーなことにモロ追い風。ラクして有料道路のとっつきまで。しかし、途中後ろについた参加者を頑張って牽くうち(←相手は牽かれてると思ってなかったかもw)、すでにバテバテ。

後続の方は鴨川有料道路の上りで私が減速したとみると、さっそくパス。
ほどなく姿が見えなくなりました。

登り切ったところでPC3。この時点で気温は13度。日没が近づいており、ぐんぐん冷えてきています。

私はバテると体温調整が出来ず、悪寒にさいなまれる体質なのでこれはまずい。
さっそく着ていた半袖ジャージ+アームウォーマーを脱ぎ、長袖ジャージに。
でもこれ、あとで考えると長袖ジャージを重ね着すべきでした。インナーが夏用の半袖だったので、風にあたるだけで体温が奪われます、、

PC3のミニストップ君津笹店を出ると、すぐに三石山の上り。先ほど上りで先行されたかたが先に立ち、バテてきた私を尻目にまたもスイスイと。この方、出発は遅いグループだったようだけど、今回最速かそれに近かったのでは? 三石山観音まで到着してみると気配すらなく、早々に通過されたようです。

その後、薄暮のなかを大多喜まで。このへんはまだ体力が残っていましたが、養老渓谷のあたりから注意力まで散漫になってきました。きもちのよい下りを飛ばしているときに限ってミスコースを連発。

いま降りてきたばかりの坂を、泣きながら上り返すことのくり返しです。
でもまあ、ミスしたのに気づくのが毎回速かったので、ロスしたのはそれぞれ数百mといったところ。

ところが、途中EDGE 800のルート表示がとんでもないことに… いま調べてわかったのですが、里見から高滝方面へは、ふつうに養老渓谷ラインを北上すればよいはず。なのに、ルート表示は高滝湖の東側をぐるっと回り込むようになっています。私は正規ルートを走っていたはずが、800のルートを信じてわざわざその謎のルート表示まで戻り、走り直す仕儀に。

結果、その部分でのロスは2.5kmほどではありましたが、この間に外人さんを含む3人のかたにパスされたようでした。私がPC3を出たときはみなさんまだ補給中だったはずが、PC4でも先に着いて、寛いで食事をされていました。
いつ見ても食事シーン orz

PC4まであと数kmというところで漕ぎ出し時にチェーンが脱落、疲れていたのもあって直すのに数分。寒気も出てきて心細くなっていたところに、背後から突然Azuさんが元気よく声掛けしてくださいました。途中私が体力のストックも考えず先行してしまっていたのですが、ここでとうとう捕捉。このあと、PC4まで後ろにつけていただいたくらいで、その後はゴールまで追いつくことはありませんでした。(当然ですがw)

折り返しとなるPC4サンクス市原瀬又店にようやく到着。所要時間は9時間ちょっときるくらい?
到着後は温めた弁当などで寒さを感じることはありませんでしたが、ウィンドブレーカーを着込んだというのに、走り始めた瞬間に寒さマックス。歯がガチガチなり、胴震いが止まりません。この時点で気温は10.8℃。普通ならここまで震えることはないけれど、バテると体温調整ができず、私には地獄の寒さです。

その後、PC5(往路のPC3)まで、62kmを3時間近くかけてしまいました。気温は8℃前後。2週前のBRMより少し高いけど、前回はフラットコースでした。今回は下り坂で風を受けると、体感温度は前回を遙かに下回ります。なので寒くて、下りでスピードを上げられない!

あまりの悪寒に、「さーむーいー!」と叫んで、声と腹筋を使って少しでも暖かくしようとしたり。タイツの上にレッグウォーマーを重ねてみたり。
ここでこれだけ寒いとしたら、もっと深夜に延々数km下り続ける鴨川有料道路では凍死するかも…!

というわけで、PC5に到着したら、速攻で持ってきていたすべてのウエアを着込み、スカルキャップを被り、レジでスポーツ紙を買って腹に捲きます。パンク修理用の薄手の軍手も2枚重ね。タオルも買って首に巻いて、ようやく応急の対策が完了。12時40分頃、おもむろに出発します。

有料道まではしばらく上りもあり、そこで体が温まったおかげでなんとかなりました。

また、白浜までの海沿いの道も幸いなことに無風ないし若干の追い風で、寒さに震えても死にそうな思いはせずに済みました。

そして白浜のPC6(往路のPC2)へ。疲れすぎて食欲がなく、温かいものだけ摂ろうとスープ春雨など。しかし、お湯を注いでから店舗の外に座り込んだ途端、悪寒の嵐。カップを持つ手がガタガタ震え、中のスープがバシャバシャ飛び出てしまうほどです。3分の一ほど中身が減ってしまったため、しかたなく温かい店内に戻り、気まずい思いをしながら、ATMの前で立ったまま食事をさせてもらいます。

そして出発。ところが…! EDGEを見ても、次に進むコースの表示がありません! いや、ルートは表示されていても、単に来た道を引き返すだけとなっています。
でも実際のコースは、グリーンラインを上ることになっていたはずです。
ルートラボから頂戴したこのデータ、いったい何を、いつのキューシートをベースにしているんだろう…?

しかたなく、さっきまで参照もしていなかったキューシートを取り出し、おっかなびっくり走ります。

GPSのなかった数年前は、キューシートだけを頼りに走っていました。でも最近は手を抜いて、まったくコース研究をしていません。コンビニを出て3.3km先を左折…? なるほど、去年走った見覚えのあるトンネルがありました。これがグリーンラインの入口。

ここは1年前に完成したばかりの道なので、EDGEに格納した地図には記載がありません。

ディスプレイ上は、空白の領域を走行済みの線がただ伸びていくだけ。
何の参考にもならず、やはりキューシートしか頼れません。
なのに…! 下りにかかったとき、いきなり横風が吹いてきて、キューシートが風で谷底に…!!

ああああああっ!

さっき外して手に持って見ていたんですが、再装着が甘かったみたい。
頼みの綱のキューシートは谷底へ。GPSの地図は真っ白。そして、携帯は家に置き忘れ。まさに「ここはどこ」状態!

どうするどうする?

しかし幸いなことに、久留里駅のあたりまでルートが繋がっていることは、
さっきセブンイレブン店内で立ち食いしていたとき、張り出されていた周辺の観光案内でチェックしていました。

とりあえずそのあたりはEDGEでも表示されます。そしてEDGEには、来た道と同じルートが表示されています。たしか最後に見たキューシートでは、三叉路を←左とありました。

左に曲がるはずという記憶と、左方向を北進するルート表示。これらを重ね合わせれば、正しいルートに復帰できるはず!

確信はありませんでしたが、他に方法もないのでそちらに進みます。
するとほどなく、道の駅・三芳村鄙の里が出現。たしか復路のキューシートにも、この前を通ると出ていたはず。きっと正しいルートでしょう。時刻は午前5時過ぎ。安心すると、急に眠気がわき起こってきました。

半分うつらうつらしつつ走っていると、突然EDGEの画面が白くフラッシュして、真っ黒に沈黙してしまいました。

えええええっ! なんでなんで!?

寝ぼけたのかと思ったけど、事実でした。突如フリーズして異常終了したようです。そういえば、先週の423名古屋600の参加者だったでしょうか、400kmを過ぎたあたりでEDGE 800がフリーズした、とレポートしておられました。私も同じ事象に遭遇したわけです。

再起動しても全然回復せず。寝ぼけていたこともあり、あまり考えることなく
リセットのキーコンビネーションを押してしまいました。

そうしたら… 設定もルートもぜーんぶ、飛んでしまった(爆)

電源を入れ直すと、すでに工場出荷状態のように見えます。
初回起動画面が、言語設定を促しています。

やっちまった… 入れてあったルートのファイルも消えたようです。

せめて、インストールしていた日本語地図が出てくれないと帰れない…

たしか言語設定を「SUOMI」にすると、そこに日本語ファイルを割り当ててあって、日本語化したメニューファイルに改造してなかったっけ?

うろ覚えの知識で設定すると、まったくの偽記憶。
そうなると、スオミなんてまったく判読できません。
戻そうとしても、LANGUAGEのスオミ表記ってなんだっけ?てなもんです。

いろいろいじっている間に、どうやら完全に工場出荷状態に戻ったわけではなく、
手動で入れてあった日本語表示メニューが表示され、一瞬安堵します。
しかしやはり、日本語地図もまともに表示されません。
携帯もキューシートもない今、頼れるのはこれだけだったのに。

次はシイタケ村への分岐地点を知りたかったのに、どうすれば…??
呆然としていると、突然私の脇を、一人の参加者がすごい勢いで通り過ぎていきました。

背中を見ていると、100m先を左折していきます。
うわ! そこ、自分一人なら絶対見落としてた分岐点だ…
参加者に出くわしたのは、ほんとにラッキーでした。
そうだ! 最後までついていけば、GPSなくても平気かも!!

…さすがにその考えは大甘でした。

私が追いすがってくることを気配で察知したその方は、いきなりダンシングでスピードアップ! 体力売り切れの私には、まったく追いつけません。シイタケ村の上りにさしかかるまでに、その姿は朝もやの中に消えてしまいました…

しょうがないので、坂を越え、シイタケ村の前までは通過しました。ところが途中、三叉路で2方向に分岐しています。どっちに行けば…? そこで、朝のミスコースが効いてきました。

標識に記された「金束」の文字は、ミスコースしたときさんざっぱら目に焼き付けていたのです。絶対こっちだ…! 確信をもって進むと、間もなく朝通過した「平塚入口」交差点が登場。もし、往路でミスコースしていなければ絶対記憶から消えていたはず。

そして、復路はもみじロードを通るわけですが、朝誤ってここを走っているので、記憶は鮮明です。これはラッキー! あいかわらずアップダウンで苦しみますが、鹿野山手前のPCまでのルートはなにも見なくても思い出せます。

PCでしばらくヘタり込んだ後、ヨロヨロと出発。時速4km/hを割り込むほどヘロヘロになりながら、鹿野山を上り返し。もう、疲れも極限状態です。ここからゴールまで、ほとんど下りなのがほんとに助かります。

約30kmの平地を、ゴールまで淡々と。16号の広い通りに出た当たりにふと時間表示をみると、7:24。スタートは12時だから…あと30分で帰り着ければ、なんとか20時間をきれるんじゃ…??

というわけで、最後の気力を振り絞ってペダルを回します。ルートは記憶に頼るほかないので、ときどき曲がるポイントを間違うけれどw 追い風もあり、さっきまで平地でも22km/hくらいしか出なかったのが、ほぼ30km/hくらいに。

結局、ラストスパートでゴール時間は7:56。公式の所要時間は19:56で、ぎりぎり20時間切りとなりました。

今回のゴール地点は、事情で少し海寄りの場所に移動。潮風に吹かれながら、副会長手製のロールキャベツをいただいたり、差入れをいただいてまったり。
そしてストレッチで体をほぐすあいだ、先着のみなさんと談笑後帰宅しました。
いろいろありましたが、こんなさわやかな朝に無事ゴールできて幸せです。
120人以上のエントリーがありながら半分くらいがDNSというのはちょっと
もったいないかも。

参加者のみなさん、おつかれさまでした。
そしてAJ千葉のスタッフのみなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。


【反省】
・前回よりもきつさは減じていたけれど、寒さは倍増でした。もっと真剣にウエア選びをしないとダメですね。

・いわずもがなだけど、人任せでルートラボのルートを無批判にいただくのは絶対ダメ。自分で検証しないと。

・実は今回、出がけにPOLARの心拍ベルトに、GARMINのプライム心拍計のセンサーが互換性があるということで装着してみました。POLARの方が肌触りがいいので… しかし、心拍を拾うことはついぞありませんでした。
 原因を究明しなければ。

・EDGE 800のフリーズの件。理由が明らかになるまで、コース記録は300kmくらいでデータを分けるべき。




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