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Author:terra
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2010年 BRM724埼玉600km アタック北信

BRM724埼玉600 アタック北信。
今回のコースご担当の、日曜午後13時台のtweetより:

@87ngi: 「出走97人、DNF65人。31人走行中。」

アカン。この暑さはアカンやろ…

獲得標高が8500mほどあるらしい、ほとんど最高難度のコース。
それこそ死にそうになりました。それも、登坂量とか距離にではなく、クソ暑さで…

ずっと熱中症の症状を呈していたので、一歩間違うと危なかったかも。
こりゃ参加者の何人かが倒れてるぜ、などと思ってたら、
inainaさんのいらしたグループ内で、ほんとに救急搬送されたとのこと(!)
そんな、命の危険のあるくらいのたまらん暑さでした。

●スタート~PC1

ゆうパークおごせから、検車が済み次第の出発。
私は検車順が2番目。でも、検車後トイレに行ったりGPSのマップの読み込みを忘れていたなどして、気づくとすでに6:00スタート組の半分ほどが出発ずみ。あわてて後を追います。

最初はおとなしく手近な集団の最後尾に。でも、この列ちょっと長すぎ。クルマがいやがっているよ… というわけで、様子を見て列を抜け出し、先行します。でもぶんぶん飛ばすわけでもないため、ほどなく後ろに8人くらいw というわけで、さらにスピードを上げ、2つほど前の集団に追いつきます。すでに脚、終了w 

するとその列にはinainaさんがいらして、しばらくお話ししながら走行。spockさんと一緒にスタートされたらしいのに、姿が見えないのを心配しておられる由。ごめんなさい、パスしたかな? spockさんのこと気づきませんでした、、、途中、富岡から松井に向かうちょっとした登りポイントで集団がばらけてしまい、きちんとご挨拶しないままinainaさんとも離れてしまいました。

PC1到着は8時台。
向かいの妙義山の陰影がくっきりしてます。すでに気温もそうとう上がってる…

●PC1~PC2

PC2までは旧道を伝って碓氷峠まで登り、道に迷ったりしつつ東御市の方へ(ルート研究してないため、うろ覚え(^^ ;)

参考にさせてもらったルートラボのGPSルートがバイパス側をプロットしていたため、旧道に気づかず「あれ?あれ?」てなもんで、旧道とバイパスをいったりきたりして時間と体力を若干ロスw 初めての碓氷峠は斜度も好ましく、木漏れ日を浴びて走れる気持ちのよいところ。今回いちばん心いやされる峠でした。んが、そのあとの峠が凶悪すぎ。なんといっても木陰はほとんどなく、高温のアスファルトからの輻射熱のひどいこと。そして、そんなクソ暑いところに限り、数十キロにわたりコンビニや自販機が一切ない… PC2とPC4の区間150kmの間、コンビニはおろか食料品店のたぐいすらなし! 補給ポイントといえばPC3だけ、でした。

私は虫の知らせでPC1から登坂ポイント直前の最後のコンビニでドリンクとロックアイスを仕入れられましたが、すでに飲み尽くして手ぶらで分け入ってしまった人がたくさんいそうでした。

そんななか、先週北海道1200に出走されたとどにいさんが自発的に給水サービスをやってくれていたり、PC2までの中間地点あたりでシークレットポイントがあり、ここの給水で救われた人もいたかもしれません。

そういえば、飯綱市までの長いダウンヒル中、ニホンカモシカが道路脇で観戦?しているのに出くわしました。あんな色の体毛なんだ… 初めてなので大感激。

●PC2~PC3

前述通り、この区間は補給できずひどかった!
独立した1000m弱の峠2本を上って下り、その後に900m基調のアップダウン。そしてPC3直前の小さな峠を200mほど。

このかん、PC2とその近所に1,2件それらしきものがあった以外は、コンビニなし! その他の商店もナシ! つまり、これだけの酷暑のなか、氷で体を冷やすどころか、水分やカロリーの補給もできないわけです。こりゃ命に関わります!! 血走った目で酒店や商店も探したけど、結局ダイドーの自販機が数台ある程度。しかたなく、2回に一度は立ち寄って飲んでました。でもほかの参加者は素通りしてスイスイ先へ。ああ、どんどん置いてけぼりだよ…焦る一方で「みんな熱中症対策は大丈夫なの?」と心配してみたり。

PC2の時点で、タイムアウトまでの猶予時間という「貯金」は2時間強ありました。ふつうならこの貯金、PCを経るたび増えるものです。でも、PC3では2時間ちょうどまで減っていました。つまり、ブルベで規定された最低速度すら下回っていたわけです。でも、まったくスピードを上げられませんでした。

自販機を見つけては休憩。暑さが限界を超えると、日陰をみつけて立ったまま休憩(サドルを跨いで下りる気力もなし)。そんな感じで、まともに走れません。

●PC3~PC4

PC3は225km地点。18時半着。

スタート後12時間半が経過しています。しかし疲労困憊のきわみ。他の参加者の余裕がうらやましい…! スタッフとときどきお話しながらも、放心状態で1時間ほど動けませんでした。自家製の高低図をみると、いままでの峠はオードブル。ここから大望峠などの1100m級が2本、そして戸隠高原の1300m弱が続きます。

すでに、完走できる気がしません…

ただ、すでにほぼ日が沈んでおり、気温が落ち着いてきているのが救いです。
これなら多少は登れるかも? もうろうとしながら出発し、冒頭数キロの間に3回もミスコース。しかし、完全に日が落ちた頃には少しずつ脚が回り始めました。やはりあの暑熱がすべての元凶だったわけです。ゆっくりながら、一応すべての峠を休憩なしでパス。

戸隠高原から先は豪快なダウンヒルだったので、アウタートップで飛ばす飛ばす。
けっこうな登坂量だったけど、2時間にまで減っていた貯金を2.5時間に増やしました。
いかに日中の暑さがひどかったかがわかります。

そういえば、ダウンヒル区間中にタヌキが一頭沿道観戦していました。

●PC4~PC5

この区間は細かいアップダウンが続くものの、大物はナシ。日本海まで下り基調のため、ここでも飛ばして貯金は3時間。

しかし、335km地点、直江津の海にほど近いPC5で悩みました。
ここから5kmほど先に健康ランドがあり、仮眠をとってリフレッシュするのを唯一の楽しみにしていたんです。

しかし、「貯金は5時間以上」というのが前提条件でした。3時間だと入館手続きだの入浴時間だので、実質の睡眠時間は半分程度になりそう。それにもちろん、ここで3時間の貯金を使い果たすと、4000mの登坂を控えているのにタイムアウトのリスクを抱えます。
そして、もし健康ランドで爆睡してしまったら…? ここまでの苦労が水泡に、です。

というわけで、結局コンビニ裏にある大型店舗の前で寝ることに。

物陰に自転車を立てかけ、サドルバッグを枕に。
買ったばかりのペーパー洗顔料を大量に使って、全身を清拭。
そしてアイマスクと耳栓をして、地べたにごろり。

深夜1時なので、とりあえず1睡眠サイクル+αで3時過ぎまで寝られば。しかし、地元の元気な若者が騒いでおり、耳栓をしていても効果なし。それに深夜でも気温が下がらず、いわゆる熱帯夜。海が近いせいか湿度も高く、ベタベタしてきます。おまけに蚊も飛んでたみたい。

結局、まんじりともしないまま時間だけがすぎ、蚊に喰われた状態で起きる羽目に。実質の睡眠時間は20分くらいでした。

眠れずに余った時間は食事やトイレに充て、結局3時に暗い街を出発。この時点で、3時間あった貯金は1.5時間まで減っています。

●PC5~PC6

走り始めると、寝不足のはずなのにコーフンしていてなにも感じません。
でも、寝られなかったことで、まるで疲れが取れていません。
これで残り4000mを上るなんてありえない…。
と嘆いても始まらないので、海抜数mから斑尾高原までの登り1000mを淡々と。
スキー場特有の荒れた路面のせいで、不快な振動のためにどんどん手が痺れてきます。

おまけに、開催直前に降った豪雨の影響で正規ルートが通行止めになっており、あてがわれた代替ルートは13%程度のきっつい斜度。さらにそのルートでは標高が上がり過ぎるため、一度上ってまた下りる、不条理きわまりないもの。つまり、ルートラボに各自が上げているデータよりも累積標高が増えるわけです(!)

昨日からグリコーゲンが枯渇しており、有酸素レベルでしか脚が回らず。てっぺんに辿り着いたら、すでに6:00過ぎ。1000mちょっとを登るのに3時間もかかっていますよ… 

時間が惜しいため、止まって休憩することはせず。野尻湖~飯綱への長いダウンヒルで脚を休めます。下り局面では追い風の助けもあって、結局チンタラ登っていたわりには2時間まで貯金が増えています。ここまで来れば、制限時間については気にしなくて大丈夫そうです。

…と思っていたら、次の区間が今回いちばんの曲者でした…

●PC6~PC7

松代のPC6を出発。まだ午前中なのに、なんじゃこの暑さは!! 
出発前の予報では「曇りのち雨」じゃなかったんですか?

PC6直後の新地蔵峠、1100m。
ピーカンの晴天。
てっぺん近くまで木陰ゼロ。
そして、そよりともしないくらい、無風。

暑い暑い暑い暑い… 

氷水をアタマにかけ、何度も休憩を入れつつ、時速6km程度で登ります。なのに、スマートなロコ・ローディが、軽やかに挨拶しつつスイスイ登っていきます。
まったくついていけない…


またも死にそうになってようやく最高点へ。
ああ、これで大物の登りは終わったよ…
そのままゆるゆると下り始め、少し回復。

しかし、まだ終わらない…

高低図上はさほどでもない浅間サンライン約40kmが、天国にいちばん近い区間でした。

クルマで走るには都合がよさそうな広い幅員と両端の歩道。イコール、この暑さではアスファルトからの輻射熱が猛烈です。そして笑うしかないくらい、壁のような直登がこれでもかってくらい。そして、ここでも道中は無風。

なんとかしなければ、なんとかしなければ。

すでに吐き気が襲ってきており、熱中症と意識混濁の崖にダイヴしかかっています。

そこで、ハタと思い至りました。そういえば前回の千葉600のとき、たっつんさんが手ぬぐいを首に結んでたけど、あれは水じゃなくて氷を巻いていたらしい。そんなことを思い出したわけです。そうか、その手があった!

今回、たまたま手ぬぐいを持ってきています。そして、サンラインの唯一の救いは随所にコンビニがあること。最寄りのセーブオンに駆け込み、ロックアイスで即席の冷却システムwを作ります。

むわ~! 涼しい! ってゆうか、つめたい…!

血中温度を下げるためには体表近くの血管を冷やせばよい、つまり「首」の名がつく手首足首そして首まわりを。てなことがあらためて思い起こされます。

これは、いい!
なんで早く気づかなかったんだろう。

氷の持ち時間は短く、ドリンクボトルにリザーブしているのも含め、小一時間しかもちません。しょっちゅうコンビニストップが必要になるけど、命には代えられません。

氷の首巻きに加え、氷水を適宜アタマに。なんとか走り続けられます。
そうして40kmにおよぶ浅間サンラインをクリアして、昨日登ってきた碓氷峠を下り返し。

ようやくゴールが見えてきましたよ…!!

●PC7~ゴール

富岡のPC7に到着。
ゴールまで、残り75kmほど。
標高800~1000mの高原地帯から下界へ。
いやはや、あれほど暑いといっていたのの、さらに斜め上をゆく暑さです。

それでも、すでに私には「手ぬぐい冷却システムw」があります。
いささか奇異な後ろ姿でしょうけど、もはや恥も外聞もありません。

そして、水と汗でふやけきった我がK2は、サドルの上で痛みMAX。
残りキロ数が減っていくのをモチベーションに、半分ダンシング。

すると、残り30kmを切ったあたりから雨がポツリポツリ。いわゆるお湿りレベルです。
冷却にはうってつけだけど、降るなら昼前からにしてほしかったよ。
と思っていたら、20km地点で本降りに。脇を行くクルマの撥ねる水しぶきがひどい。
ガーミンの液晶画面に雨粒が躍り、表示が見えません。これは次回の課題。

そして、越生町の祭礼のために数キロ大きく迂回して、ついにゴールのゆうパークへ。
アホなことにオダックス事務局のテントの場所がわからず、
半べそかきながら数分周囲を走り回ってしまったのは内緒です。

少しロスしたけど、ようやくゴール。18時23分。
公式記録は36時間23分。

あれだけ休憩しまくったんだからしょうがないけど、
せめて35時間を切りたかったな。
いちばん早い近藤さんは、60代もかかわらず31時間ほどだった由。
凄いです!


その場でinainaさんにお声がけいただきました。伺うと、その時点でDNFの連絡のない参加者はわずか30名ほどとのこと。ご自身とspockさんも暑熱が最高潮の時点でDNFされたそうです。ううむ、今回の暑さだと、半数がリタイヤしてもおかしくないと思っていましたが、それを上回っていたようです。

そして予想外なのが、到着順で私が3番目だったこと。
(時間順ではもう少し後ろでした)

PC3で、コンビニ店長に通過人数を聞かれたスタッフのいずみさんが「10名は超えてる」と立ち話していたため、てっきり15番目くらいだと思ってました。 ひょっとすると、先行組は健康ランドでゆっくり休憩?

ともあれ、無事に帰れてよかったよかった。

これで恥ずかしながら、PBPへのノルマ3200kmを達成。
そして、同時にダブルSRも達成することができました。

ブルベカードを提出して空を仰ぐと、小降りになった雲に大きな虹がかかっていました。


●補足:走行時の体の様子

9月に予定している、1000kmの課題出しもかねて。

・両足の親指の痺れ。実は以前の600のときのを引きずってます。
・我がK2の坐骨のあたりの圧迫痛・・・300km超えたあたりから起きるので、ディクトンスポーツを塗るとしばらく寛解したため効果はありそうだけど、抜本解決までは至らず。真冬の厳冬期には起こらなかったんだけどなあ
・両手のひらの擦れ・・・これも400kmくらいから。今回は途中から素手にしたけど、当然効果なし。体幹で体重を支えれば、こんな悩みとは無縁かもだけど、それこそ無理な相談!
・我がRV INNOが、おろしたてのレーパンと擦れてたいへんなことに。
触ると飛び上がるほどなので、どうなっているか、怖くて今のところ
検分できてませんw 要は縫製ラインと干渉してるんですが、
ここはディクトン塗布外でしたw

●その他の課題

・ガーミンのTrack Point Full問題。これのせいで、今回は
 PC5以前のデータを全部消してしまいました。
 マップデータだけ削除すればよさげだけど、もっと調べなければ。
・雨が降ってきたとき、ガーミンの画面の視認性をどう確保するか?
・リチウムイオン電池18650の電圧が一定しない。6本持っていったのに、
 使えたのは3本。充電機能に問題はないのか?
 また、適合するバッテリーチェッカーは手に入るだろうか?
・MT-3をもっとがっちり保持しなければ。
・上述のK2とINNOの問題。手のひら。両足親指の痺れ。


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Comment

お疲れ様でした

私は7時スタートで20:30頃ゴールしましたが、記事を拝見するとPC3でお会いしていそうです。私も浅間サンラインでは熱中症寸前でした。青/白のTREKで走っていますので、またどこかでお会いした時はよろしくお願いします。
yahooブログにトラックバックできないのでURLを書いておきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/toyo3h/26687936.html

Re: お疲れ様でした

コメントありがとうございます。
ホワイト×ブルーのTREK、たしかに何度かお見かけしたように思います。

toyo3さんのブログも拝見しました。緻密なタイムテーブルを追記したキューシート、素晴らしいです!
ほぼオンタイムの運行ですね。全部は無理かもしれませんが、真似させてください。
私はいまのところ、904の千葉600と917の四国一周にエントリしています。
またよろしくお願いします。
(toyo3さんのブログにもコメントしたかったのですが、Yahoo!ブログへのログイン方法がわからず、、ごめんなさい)

BRM1002アタック日本海

terraさま

初めて書き込みさせていただきます

四国1000完走おめでとうございます
またあの厳しかったアタック北信も完走されているのですね


レベルは違いますが
私も今年からブルベに参加させていただいています
今週末のBRM1002アタック日本海に私も参加いたします

先ほど勝手にフォローさせていただきました
当日ご挨拶できれば嬉しいです
といっても誰か知り合いに紹介してもらわなければわかりませんし
スタート地点以外ではお会い出来ない可能性が高いですが・・・

当方KHSの銀のクロモリロードというわりとわかりやすい自転車に乗っています
もしも見かけたらお声かけていただければ幸いです

ありがとうございます

のりぞーさん、こんにちは。

コメントをいただきありがとうございました。1002、私は月曜休めない事もあり、6時スタートです。

今回は上昇量はさほどでもなさげですが、寒暖差が下手をすると20℃ほどありそうですね。また、天気図からすると、日曜は遅くなるほど雨の可能性が高まるような。
心してまいりましょう。
バイクを見つけたらお声がけしますね。
ちなみに私は黒地に黄色文字のスコットです。
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