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Author:terra
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ロードバイク物欲派。
レイ・カーツワイルの未来予測を支持するシンギュラリティ信者(笑)

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BRM604(611)千葉600km 茂木 雨と大荷物

連休前から徐々に仕事が立て込んできてしまい、6月に入ってからは数年ぶりの忙しさ。結果、3週連続でDNS。複数同時開催の回数を入れると、はや「DNSのトリプルSR」ですよ、、

いい加減この状況を打破しなきゃ。というわけで週末休めるレベルまで仕事を片付け、11日の千葉600kmに参加してきました。

天気は何日も前から雨が確定。しかし前夜の予報によると、つくばのあたりは12時台で雨は止みそう。ただし天気図では房総半島に停滞前線が張り出したままっぽいので、予断を許しません。

一応、初日の午前中だけ大雨に耐え、それ以降の雨には軽装で対応する作戦にします。とにかく荷物は多くなりますが。

そのため、今回は梅雨対策のつもりで仕入れていた防水式の大型バッグ自転車の前後に取り付け。前がORTLIEBのUltimate 5 Plus Handle
Barbag。容量7L。リアがCarradiceのSQR SLIM
BAG、16L。合計23Lです。フロントに関しては今回取付方法が変わったため、ライトやGPS、キューシートの固定法を根本的に変える必要が。なのに、前夜までには詰められず、最低限の仮どめ状態。


リアの方は「スリム」というわりに、ギョッとするほどデカいです。シートポストが折れそうなくらい。実際わがブルベ用通勤バイクは、耐荷重の関係でデフォルトのカーボンからアルミに変えたほど。バッグとアタッチメントだけで1kg越えています。フロントバッグと合わせると、総重量で16kg近く。重くても多少坂道がきつくなるくらいかな、と、これまでの「軽量命」と真逆を行く宗旨替えです。実際に坂道がどれだけきつくなるかは、走り始めるまでわかりませんでした。

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今回のルート(AJ千葉殿サイトより)


当日は6時間睡眠。いつもより格段に寝られました。言い方を変えれば、寝坊したともいいますね。あわてて準備し、出発。高速道はクルマが雨で滑ったか1台大破していたけど、流れの方はまあまあ順調。しかし、徐々に雨脚が強くなってきます。ワイパーフル稼働。東京湾横断トンネルをくぐり、海ほたるを通る頃には暴風雨!

横風がとにかく強く、ハンドルを取られて危険です。海上なのに風が巻いていて、並走車がいるとぶつかりそう。ちょっ、風速13mですと!?
ブルーになりながら、いつもの袖ヶ浦海浜公園に到着。まさにブリーフィングが始まるところで滑り込みセーフ。

いつもとは違う、大丸屋根の建物の下が受付です。
横殴りの雨が吹き付けてきて、立てかけた自転車が何台も倒れたり。

それにしても、妙に人が多いな。スタッフさんたちの会話によると、47人! そして、言ってるそばからもう一人到着!
雨にしては、かなり欠席率が低いようです。この暴風のなか、もの好きさんが多すぎて呆れます(笑)

あちこちで笑い声があがっており、みんな妙にハイテンション。慣れない雨天走行にびびって鬱なのは私だけ? どうやらほとんど全員Super Randonneur取得済みだそうで、誰も彼も速そうです。

私は7:10スタート組。やっぱり、笑っちゃうほど風が強いよ! 天気予報はどうなったんだよ! 車体が飛ばされないよう、抑え込むのに必死。
高滝湖に至るまでの定番コース、真如苑の坂あたりでは孟宗竹が倒れて、道いっぱいに塞がっていたり。
いますぐ帰りたくてしょうがないけど、雨は午前中だけ、と信じて頑張ります。

ビショビショのまま市原原田のPC1を過ぎ、テンションだだ下がりで「うぐいすライン」に。Edge800はZiplocもどきに密閉しているけど、ビニールが光を反射して画面が全然見えなくなってきました。困ったなと角度を変えて覗き込むと、ありゃ、コースアウトしてる。2kmほど戻ってリカバー。印旛沼のPC2を過ぎても、しばらくこんなことの繰り返し。

利根川を茨城側に渡った頃、ようやく雨は降ったりやんだりの状態に。予報通り雨はあがりそうということで、ひと安心。竜ヶ崎市を抜け、いつ見ても不気味な牛久大仏のそばを通り、霞ヶ浦西端の土浦市に掛かる頃には完全に上がりました。すると、さっそくチェーンがキュルキュルと音鳴きを。雨天に強いクロカン用のリュブリカントを注してきたのに、もう流れちゃったのか。雨天走行の経験が少なく、はじめて知ることばかりです。オイル持ってきてたっけ…? 土浦市はずれのPC3で雨装備を脱ぎつつ探してみると、フロントバッグの底にありました。Krytox100%のやつ。準備のとき、手当り次第に放り込んで置いてよかった。重いけど、こういうときに大容量は重宝します。

さて、ここからが前半の山場、不動峠~道祖神峠~仏の山峠の三連発。情けないことに蛇行してしまいます。斜度のきつい道祖神峠では、ふらふらしているところを熟年のご夫婦を含む3人がすいすいとパス。ショックを受けながら、ついに一番きついところで押し歩きが入ってしまいました。道祖神峠はこれで4回目だけど、こんなに苦戦したことはなかったな、、、

実は5月末にGIRAFFEの方達と柳沢峠に上ったとき、変速の調子が悪くてロー側2枚が入らなかったんですが、その後調整してみてもファイナルにだけはどうしても入らず、27Tが使えないままでした。

ここまで坂が上れないのは、きっとバッグの重さとファイナルが使えないことの2つだろう。そう思いたいんだけど、実際に5末から今日まで何回かジテツーしただけだから、それが一番の原因だろうな…

ようやく茂木のPC4に到着。

PCで休んでいると、今日の宿泊場所は、といった話題が聞こえてきます。
成田市街のビジネスホテルを予約しているケースが多いみたい。
私は今回参加すら未定だったため、宿の準備はありません。今からネット予約しようかな。ところがiPhoneで調べると、すでにシングルは満室のところばかり。

予想、というか予報よりも気温が下がってきているので、野宿は無理です。なかにはコイン精米所で仮眠、という声も聞こえてきますが、それは無理。いったい、あのスペースでどうやって眠るのか、、一畳あるかないかのコンクリ床に横になる…?
夜中の精米客に踏まれる心配は?w 経験者がいらしたら、方法を伺いたいものです。

しょうがない、眠らず徹夜で朝まで走ろうかな。

と思っていたんですが。

330km地点のPC6でお話したかたは、九十九里・一宮町の温泉、太陽の里まで走るとのこと。5時から8時まで平常料金なので夜中には入館できないし、8時には追い出されるけど、5時に着けば3時間休める。だから、これから4時間=70kmを調整して走るとのことでした。なるほど~!
太陽の里はほぼ400km地点。仮眠ポイントにしては遠いだろうと却下してたんだけど、今いる場所はすでに330km地点。自分も頑張って走ってみるかな。真似させていただくことにします。しかし、それから15kmも行かないうち、成田市街でポツリポツリと雨の気配が。せっかくひととおり装備が乾いたのに、眠いなか濡れながら走るのは危険です。
さっき立てたばかりの計画はどこへやら、ちょうど目に付いた終夜営業のコインランドリーに飛び込んでしまいました。

夜中のコインランドリーは初めて。蛍光灯が眩しすぎ!
でも、外気に比べると乾燥機の排気で室内は蒸し暑いくらい。壁際に並んだスツール3つの上に、バランスをとりつつ横になります。こんな窮屈な体勢で眠れるわけないよね。肩も腰も痛いし、なにより眩しいし、、、と思ってたら、寝てました。1時半頃入って、3時半過ぎまで。切れ切れながら、1時間半は眠れた勘定です。疲れがとれたわけじゃないけど、これはこれでアリかも。外に出ると、東の空が白んでいます。そろそろ4時でしょ?あと55kmを2時間ちょっとで走れば、太陽の里でも休めるんじゃ?
5時の入館には間に合わないけど、コインランドリーで仮眠したうえにお風呂まで入れる…? これはけっこう、お得かも!
汗でベタベタするのがなにより苦手なので、突然頭の中は暑いシャワーのイメージで一杯。

去年同様、ハニワが居並ぶシュールな道を経由して、九十九里を急ぎます。
到着は5時50分。ほんとは少し早くついてたけど、場所がわからず探しまわって遅くなりました。ネットで調べたとき、施設名を間違って覚えていて。

太陽の里なのに、陽だまりの里と記憶違いしていたのでした。

ううむ、「陽だまりの里・千葉」で検索すると老人ホームしかヒットしない、、、次に「日だまりの里」とやると、神奈川県山北町のキャンプ場が。ここって、10年ほどまえに家族で泊まった品川区の提携キャンプ場じゃん。わけがわからん、、、てなもんです。

いちばんわけがわからんのは、自分の記憶のほうなんですが。

まちがいに気づいたのは、現地近くの案内看板をみてから。なんと、PC5のすぐ裏手にあったんですね。さて、まだ入館できるのかしらん。予想よりも大規模な施設です。入口に近づいてみると、自転車がすでに9台ほど止まっています。ああ、やっぱりみんな、速いよね、、、

受付で聞いてみると、問題なく入れました。ひと風呂浴びて、快適快適。

仮眠室でも少し横になってみましたが、風呂に入って直後に眠れるほどには眠気もなし。結局1時間滞在し、7時に出てきました。とてもすっきり。できれば今後、コンビニをPCにする以外にも、温泉とかスーパー銭湯も使って欲しいなあ。

そして、1時間前に通過した一宮のPC7にあらためて戻ります。

ここで1つ、作戦を実施しました。200kmを過ぎたあたりからずっと、コンビニに入るたびにショッピングバッグを物色していて、PC5で確保、サドルバッグに入れて来ていたのでした。もう雨は降らないと確信があったため、宅配便で荷物を送り返す魂胆です。だってそうでもしないと、キャラダイスとオルトリーブをつけたまま後半の山岳コースは無理なので、、、

濡れたウエア類のほか、レインパンツ、レインキャップ、グラブ、レインレッグカバー、マッドガード、リチウムイオン電池186504本、LEDのフロントライト1個、リアランプ1個、輪行用のフォークエンド金具などを詰め込みます。その他諸々入れて、合計で2.7kg(後日実測)。でも、そこまでしても、いつものブルベよりもまだ重いけど、、

続いて大多喜~養老渓谷のアップダウンに突入です。晴れたこともあって、気温はうなぎのぼり。体感温度はすっかり夏です。気をつけないと熱中症になりそうなほど。いつもより遥かに時間を浪費して三石峠をクリアし、麓すぐのミニストップ(PC8)で休憩。ずっとこの暑さが続くんだろうな、今朝まで寒いくらいだったのに先が思いやられる…と思っていました。ところが、海沿いの鴨川まで降りてくると、一転して肌寒いくらいの涼しさです。ちょっと、この寒暖差はどうしたこと?海風が涼しいのはわかるけど。怪しい…

…雨雲レーダーで調べてみると、案の定。房総半島の中央付近が雨雲で覆われています。つまり、これから向かうエリア。気温の高い湿った空気の塊、そして海からの冷たい風がこのあたりで出会うため、雨が降るわけです。予報では雨雲は16時半には東海域に移動しているものの、走る時間帯はモロに雨の領域です。わちゃー、しまった。せめて降られるエリアは急いで通過したい。

つづいて白浜のPC9から内陸部に戻り、安房グリーンラインを北上します。
時折微かにポツリと来るけど、降っているとはいえないレベル。このままもってね、と祈りながら道の駅三芳村鄙の里~しいたけ村~もみじロード。今回のコース、後半に登り坂が固まってるなあ。かなり疲弊しながら、最後の富津更和のPC10に。あとは鹿野山のマザー牧場クライムを残すのみです。

朝に荷物を送り返しているから、もはや苦労するほどではない!
というわけで、快調に250m近辺まで駆け上がります。しかし、そこで突然バッテリーが切れたように脚が止まります。死ぬ気で頑張れば上れなくはないレベル。でも早々に諦め、残り50mほどを押し歩き。ああ、ここは道祖神峠以上に何回も上ってきて、脚をつくなんて想像の埒外だったのに、、、ここまで早々に諦められるようになったのも、経験の成せる技かな~。

てっぺんまで上ったあとは、たんたんとゴールまで。到着は17時25分。所要時間は34時間15分でした。当初のゆるい目標では、宿泊なしでは30時間内、雨の場合は各PCで10分追加でかかることを想定して、31時間30分。まったく届かず情けない限り…でも実はこのタイムで3番手だったそうな。

今回は太陽の里にたくさんの自転車が止まっていたし、そもそも途中で何度も数えきれないくらいパスされているので、やっぱりみなさん速かったのは確実です。きっとそれぞれ、グルべなどを楽しまれるかたが多かったのだと思います。
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