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荷物のサイズ超過を避けるためにシートポストを抜いたほか、このあとハンドルも分解。
今回通常のブルベと少し違うのは、オダックスジャパン事務局独自の計らいで、有償でドロップバッグがお願いできること。着替えや補給食、補充の装備をあらかじめ預けておき、ルディアックというパリから440km地点まで運んでおいてもらう仕組み。復路も同じ場所を通るため、2回ドロップバッグを利用できるわけです。ほとんどの参加者は1個だけ預けていたようだけど、私は単純に往復で1回ずつ利用できるように、あらかじめ2個を依頼。
何を持っていくか、何週間も吟味に吟味を重ねてきました。写真はその中身。バッグの中をごそごそ探って時間を無駄にしないよう、中身は両方とも同じに(中身のリストは出発前の準備リストを参照)。写真上の白いケースにこまごましたものを収納しておき、ケースごとフロントバッグに入れ替えれば補給完了、という算段。結局使わないものも多数あったわけですが、その学習を活かせる機会が来るかどうか。 パッキングしたところ、輪行バッグとスーツケースで合計の重さは27kg。規定では23kgの荷物が2個まで大丈夫。制限よりは断然軽いけど、やっぱり重い!
■8/19 出発~到着 自宅最寄り駅からリムジンバスで成田空港まで。座席に落ち着いたところで、あることに気がつき、肝が冷えました。パスポートが自分のものなのか、全然確認していなかった…。もしも妻や娘のを持ってきていたらアウツ! どきどきしながらページを開くと、自分のブサ面が写っていてひと安心。ほっとしたついでに、そのあたりの顛末をiPhoneでツイート。今回はバックアップルートやスケジュール、緊急連絡先等々、一切合切をマイiPhoneに収めています。走行中なども逐一ツイートするつもり。 2時間をかけ、うとうとしている間にリムジンバスは成田に到着。空港のチェックインカウンターあたりでまたも異状に気がつきました。ほんの数分前まで使っていたiPhoneが見あたらない… チェックインの前に輪行バッグを開いたけど、そのときにバッグの中に落としてしまった?それともリムジンバスの中に置き忘れた?たぶん前者だろうと前向きに考え、そのまま搭乗ゲートへ。 余談:自転車の飛行機輪行について 待合スペースにはすでに国内ブルベで知り合ったみなさんが複数いらして、お声がけいただきます。しかし、iPhoneがないことが気になっていて、うわの空。事情を話したところ、@atkamanoさんからMobileMeで探せば? とのアドバイス。なるほど! 自分のアカウントにログインすれば、PCブラウザーからiOSデバイスのありかを調べられるのでした。ロビーのインターネット端末を使い、Me.comにアクセスしてみます。しかし、空港のインターネットラウンジのPCに入っているブラウザーはバージョンが古すぎ、対応外とのエラーが出ます。すると親切なことに@ejitomさんがご自分のiPhoneを貸してくださったので、「Find My iPhone」アプリをApp Storeからダウンロードし、@ejitomさんのiPhoneから自機の現在地を確認してみます。しかし、双方のいずれかが圏外のようで調べられず。ここで時間切れとなり、そのままパリ行きの便に乗ってしまいました。 12時間ほどを機内でやり過ごし、シャルルドゴール空港に到着。ここでも再度無理をいい、くだんのアプリを使わせていただきます。すると、自分はパリにいるのに、なぜかマイiPhoneの現在地に新習志野の表示が… やはりリムジンバスに置き忘れてきたんだ… 思いつく限りのすべてのデータを放り込んであったiPhoneは、私にとって字義通りの「電脳」です。出走前の暇つぶしや走行中の情報交換でもあてにしていたのに。これまで携帯や財布を紛失したことがなかったため、はじめてのことにしばし呆然。しかしまあ、前回(4年前)開催されたパリブレストパリではスマートフォンはなかったわけだし、ここはきっぱり諦めなければ。家人にバス会社に連絡することよう依頼の電話だけ入れて、本日からしばらく世話になるホテルへツアーバスで移動します。 ツアーのホテルは選択制になっていて、私は深く考えることもなく、サンカンタン=イヴリンヌのスタート会場にいちばん近い宿を選んでいました。一方、空港からそこに至るまでの途中、たとえばベルサイユ宮殿そばのホテルなどで、みなさん次々降車。 ベルサイユ宮殿の目の前に建つプルマン。正統派のゴージャスなホテル。
ひととおりのホテル外観を見てから、終着点の我が宿に辿り着いてみると、並外れてチープな印象。というより、ほとんど貧乏長屋の風情。クルマの駐車スペース1台分くらいの空間に、2段ベッドとシャワーブースを押し込んだのが客室です。そしてシャワーは安定してお湯が出ない。唯一長所だったのは、自転車を気楽に部屋や廊下に運び込んでメンテナンスができることくらい。前向きな見方をすると、各部屋は日本と他国の参加者で占められているため、廊下で賑やかに談笑していても咎められることがなかった点はよかったかも。私は結局相部屋を選択し、初対面の@8scaleさんと同室になりました。 私たちが泊まったホテルというより、安アパート?
ホテルと呼ぶのも憚られるような宿の室内。上のベッドで寝るときは、天井に頭をぶつけないよう注意。 | ||||||||||
From PBP2011 |
相部屋の場合、室内でバイクを組み立てるのはほぼ絶望的。そんなとき、この通路が整備スペースとして活用されました |
From PBP2011 |
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