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2011パリブレストパリ参加記 5 スタート

■8/21~22 スタート~PC1(221km)

PBPの参加に対して真剣に考えるようになってから約2年、ついに念願のスタート!
From PBP2011

当初聞かされていた情報では、スタート直後はみんなとにかくハイになって飛ばすのに道路の幅員が狭い、石畳でライトやポンプを落としやすい、という落車の悪条件が全部揃ったような状況を想定していました。しかし、実際はご覧の通り。非常に走りやすい状態です。少し安心。そして、一部の酔狂なサイクリストが興じる市民スポーツであるにも関わらず、間断なく沿道からの応援が飛んでくるのは事前情報通り。こんなに自転車が愛されていることに、走っていて涙がこぼれそうになります。

スタート地点から数キロ地点。道路はPBPのために完全に封鎖され、この距離になっても応援の歓声が。手を振る人たちに応える日本勢。
From PBP2011


とはいえ、走行中の写真撮影は大きな危険を伴います。これから先、画像はぐっと減っていくこと、おゆるしください。

市街地を抜けても、応援の人たちの姿は途切れません。4年に一度のお祭りだしね、という感じでしょうか。
From PBP2011


がんがん飛ばしているわけではないとはいえ、それなりのスピードが出ています。周囲のランドヌールたちもけっこう必死の様子。
From PBP2011


1時間ほど前にスタートしたはずのタンデムバイクにさっそく追いついてしまいました。女性ペアのタンデムはめずらしい。
From PBP2011


予想外に向かい風が強く、難渋します。周囲も少々苦しそう。
From PBP2011


そして"Allez! Allez!"(アレアレーッ、英語でGO,GOとなるんでしょうか。行け行け!とかがんばれ!という解釈)の声援。
ナマでこういう声援をほんとにかけてもらえるなんて、感激だよ!
From PBP2011


しかし、走り始めて2時間以上。午後8時を過ぎているというのに、この暑さはどうしたことだろう。
ときどき沿道の人たちが私設エイドステーションを出していて、水の補給などをしてくれています。数カ所は我慢してやりすごしていたものの、一度もストップせずに80kmほど走ってきたので、そろそろ限界。車列のどこからか「AQUA!」という声がしたので左側をみると、農家の門構えでおとうさんがミネラルウォーターを入れてくれているのが見えました。この向かい風だと、集団についていった方が空気抵抗上は望ましい。でも、体がオーバーヒート気味だし、ちょっとくらい止まって冷たい水をいただこう。彼にドリンクボトルを手渡すと、ドボドボ、と注いでくれたはいいけどすぐカラになってしまいました。すると、庭の奥に向かっておとうさんが声をかけます。私はもういいよ、メルシ、とお礼をいったんですが、続いて娘さんが開けたてのボトルを手にあらわれ、残り一杯満たしてくれました。純朴そうでいいなあ。思わずカメラを向けたけど、カメラ目線をもらえたのは、後ろのおとうさんだけでした。がっくり。
From PBP2011


さて、少し遅れたけど、一呼吸入れたので元気も回復。ランタンルージュ(赤いランプ)の群れはまだ視界からは消えておらず、頑張れば集団においつけそう。あまりやっちゃいけないと意識しつつも、負荷を掛けて飛ばします。前方にかすかな光が。
From PBP2011


うううむ、でもなかなか追いつかない…
From PBP2011


9時半近くになって、ようやく日没の気配。
From PBP2011


そこから10分ほど頑張って漕いで、とうとう集団に追いついた!
実はこのグループ、18時スタートの制限時間90時間組のトップ集団なのです。
From PBP2011



その後一人欠け、二人脱落し、としている間に、流れで私が先頭に立つ瞬間も! といっても下りのほんの数分でしたが。

1200km(正確には1220km以上)の長丁場。ここで体力を出し切るわけにはいかないので抑え気味ではありますが、それでもいささか負荷は高まっています。やばいなあ、と思ううち、徐々に自分のペースが落ちてきました。
そこで先頭集団にいるのは断念し、第2グループに混ぜてもらいます。日没後急激に気温が下がっており、汗がひききらない体にダメージが出てきました。さらにペースダウンするかどうか迷っているうち、141km地点の補給ポイント、Mortagne-au-Perche(モルターニュ=オー=ペルシュ)に到着!

のはずが、なんだかおかしい。坂を登り切ったちょっとした広場にバイクが多数止まっているけど、補給ポイントにしては規模が小さすぎる。自分も停めてトイレを探したけれど、バーの中にしかないし。ここですぐおかしいと気づくべきでしたが、出店でコカコーラとミネラルウォーターを注文して、しばらくゆっくりしてしまいました。のべ数千人が利用するわりにはえらく小さい補給ポイントだったな、と不審に思いつつ出発。さらにいくつかの角を曲がってみると、ボランティアのTシャツを着た人多数が交通整理をしている場所にたどりつきました。なんと!モダンで大きな、イメージ通りの体育館があるじゃないか!別にだまされたわけでもないのに、時間を無駄にしたと腹立たしくなります。

再度正式な補給ポイントで、タルトやバナナなどを購入。ちょうどハンガーノックになりかけだったので助かりました。
From PBP2011


いまので第一集団に追いつくのは完全に無理になったなあ、とブルーになりながら出発。さらに80km先の第一PC(Points de Contr�le、コントロールポイントの略称)を目指します。ところが、補給ポイントを出た直後に長い下りがあり、ここでいきなり悪寒。昼間はメーター読みで36℃だったのが、現在は14℃。そして風をまともに受けながらのダウンヒルで、体感気温は昼から25℃以上下がっています。私は汗をかいたあとに冷えることに耐性がなく、ウィンドブレーカーなどを着込んでみたのですが、全然追いつかない。寒くてスピードががくんと落ちた状態で、震えながらヨロヨロと進みます。

そのうち、右のふくらはぎが攣り始めました。普段ならこの程度で攣るなんてことはないはずなんですが、ここ一ヶ月ほどは、自宅で寝ていても夜中に脚がけいれんしてしまう状態が。そういえば、ミネラル分が足りなかったかもしれない。引き攣りに効果がある漢方薬の芍薬甘草湯を一包と、マルチミネラルの錠剤を服用します。

(しかし、いつもとは違って効果が出るのにしばらくかかり、翌昼までに3回も芍薬甘草湯を飲むことになりました。なにかがおかしい…)


結局脚が攣りまくる状態は2時間近くつづき、そのたびに路肩に止まって右脚のストレッチに専心することになりました。その後徐々に回復し、あとはなんとか普通に走れて22日の2:59に第1PC(221km地点)到着。つまり所要時間8時間59分。後日記録を参照したところ、それでも90時間組の日本人でいちばんはじめに到着してしまったようです。序盤抑えた方があと伸びするタイプなので、これはやっぱり負荷を掛けすぎ…
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