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2011パリブレストパリ参加記 7 2日目その2

■8/22~23 第4PC Loudeac(449km)~第5PC
Carhaix-Plouguer(525km)


→ルート

午後8時だというのに明るいルデアックを出発し、次は76km先、525km地点の第5PC Carhaix-Plouguerを目指します。これまで登坂は取り立てて苦にならなかったのに、このあたりからかなりペースダウン。情けなく思いながらえっちらおっちら上ります。しかし、周囲のランドヌールたちの顔ぶれは30km近くほとんど変わらず。要は私が遅くなっているのと同様、みんなも辛いわけで。「我も人なり、彼も人なり」。こんなところで金八先生のセリフを思い出したり。

いくつかのピークを過ぎ、緩やかな下り基調にさしかかった場所で、雨粒が顔にかかりました。ありゃあ、とうとう降ってきたか…。iPhoneが手元にあったときに最後に見たルデアック~ブレスト周辺予報では、この日は降水確率70%でした。しかし、さっきあれほどピーカンだったため、もう雨は降るまいとレインパンツをドロップバッグに残してきたのでした。さほど強い雨ではないけれど、ウェアには着実に雨染みが。もう少し降ってきたらゴアテックスのレインウェアだけでも羽織るか。思う間もなくしとしとと強まってきたため、傍らにバイクを停め、上だけ着込みます。まあ、ないよりはマシという程度。

でも、幸いなことにそれ以上強まる気配もなし。逆にスピードを上げると、雨の範囲を抜け出せそうです。徐々に霧雨のレベルになり、それもほとんどなくなりました。本降りにならなくてよかった。安心すると、さっきPCで寝てきたばかりなのに眠気がぶり返してきます。やがて我慢の限界を超え、マイクロスリープが始まってしまいました。これじゃあまずい、少しでも寝ておかないと。後続車両を驚かさないよう、道路から少し奥まっていて、かつ上に雨を遮るものがある場所を探していると、太い木が数本生えたトウモロコシ畑に向かう農道がありました。もういいや、ここで寝てしまえ。バイクを斜めに立てかけ、草むらに仰向けになります。あたりは完全に暗闇。実は夜中のルートの路肩というのは、我慢できなくなった参加者の用便ポイントとしても使われるのです。時間が経過して通過者が増えれば増えるほど、用を足した跡にぶつかるリスクも。でもこの時間ならまだ大丈夫だろう。目をつぶると、なにかの大波に意識をさらって行かれる感覚があり、あっという間に眠りに落ちました。

しかし寝られたのは、たぶん数分程度。さっき逃げられたと思っていた雨が、再びしとしとと。しかたなく起き上がり、あまりスッキリしないまま漕ぎ出します。ところが10kmいかないうちにまたも眠気。今度は雨脚が弱まったことを確認したうえで路肩にそのままバイクをひき入れ、土手の法面になかば立ったような格好で寝ました。参加者の邪魔にはならないけど、反射ベストを来たままなので、ライトに照らされるととても目立ちそう。寝ようとしていると、通りかかったフランスの参加者がひとこと「Bon?」。たぶん「大丈夫?」くらいのニュアンスなんだろうと思い、「Bon!」と返事したところ、納得した様子で走り去っていきました。ここでも数分睡眠。霧雨は出たまま収まらず、残り10キロ程度進み、525km地点の第5PC、Carhaix-Plouguer(カレー=プルゲ)に到着。

このあたりは私が走っていた場所よりもさらに降っていたようで、地面はぬかるんでいます。施設の床も泥だらけ。スタンプを押してもらった時刻は22日の23:28。2日目の深夜に掛かってきたため、先行の参加者たちにも疲れた様子がうかがえます。これまでよりも爆睡している割合が高い様子。
From PBP2011


ドイツ勢が集団で寝ています。お行儀がよくてよろしい。
From PBP2011


これもまだお行儀がよいほう。ただしレスキューシートで頭隠して尻隠さずで寒くない?
From PBP2011


私もさっきの眠気がまだ払いきれていないため、机に突っ伏します。ときどき屋根を叩く雨音が響き、かなり降っている様子。「いま出てもずぶ濡れになるだけ」と判断し、1時間半ほど眠ります。案の定、起きて顔を上げてみると、先ほどより濡れた参加者が増えています。トイレ前の通路にも寝ている人がいて、下に敷いた段ボールが人のかたちに水を吸っているのが哀れでした。

食事とトイレ、睡眠あわせて2時間強滞在。ところでこれは余談ですが…。今回遭遇した洋式トイレは、便座のないものが大半でした。というより、フランスの公衆トイレはもとから便座のない設計が主流なのかも?トイレットペーパーを便座代わりに敷くのか、片足を便器に載せて体を固定して致すのか。結局よくわかりませんでした。おそらく女性が小用する場合は、きっと中腰の状態でささっと済ますのではと推測します。私も大きい方はそのスタイルで通しました。おかげさまで毎回ズドンと一瞬で出てくれたので大助かり。それにしてもロングライドで脚にダメージが来ているのに中腰で用を足すというのは、まさに拷問です。


さて、そんなわけで出発です。次の目的地は、いよいよ「パリブレストパリ」の折り返し地点、「Brest(ブレスト)」!

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