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パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 1ハードウェア編

以下の記事は、2012年時点で超長距離ライド向けにポタナビを評価したものです。特殊な用途向きであることをご了承ください。


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 1.ハードウェア編


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 2.ソフトウェア編


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 3.実走編



パイオニア殿のサイクルコンピュータであるところの「ポタナビ」。
2、3年前に開発中との噂が出ており、そのとき聞いたところでは開発陣にはブルベに参加しているランドヌールもいらっしゃる由。GARMINではダメだった点が解決されるのでは、と首を長くして発売を待っていました。

そのサイコンが「ポタナビ」という名称でいよいよ発売になるということ、そしてモニター提供されるという告知が出ていたため、勇んで申し込んだところ当選の連絡が。

商品名からは「自転車の使用目的はもっぱらポタリング」、というライトユーザーを意識していることがうかがえ、当初噂で聞いていたコンセプトからはやや違う方向で商品化された印象。

実際のところ、ブルベ用のサイクルナビとして使えるのかどうか。今回はそんな視点で使用感をレポートしたいと思います。
ただし、あくまでブルベ使用の視点なので、一般的な視点とはかなり異なるかも。
一般使用のかたは、そのあたりは割り引いてご覧ください。


●外観について

↓まずは同梱物から。docomoのUIMカードがついているのがこの機種のポイント。3G回線でデータ通信できるというわけで。

doukonnbutu.jpg


↓つぎに、厚みの比較。左からiPhone 4、ポタナビ、GARMIN EDGE 800。800よりやや厚いくらい。実際はさらに底面にクレイドル用のアタッチメントをネジ止めするので、もう一段厚みは増します。

DSC00970.jpg


↓ポタナビの背面。上側の蓋は給電用のマイクロUSBポート。下側はUSIMカードの挿入口。

uramen.jpg


↓ここでちょっと気になる点が。EDGE 800ユーザーならご存じのように、EDGE 800はマイクロSDカード挿入蓋がとても閉まりにくい。きっちり押さえつけないと蓋が浮き上がってきます。このポタナビでも、USIMカードのポート蓋がやや浮き上がっていたため、同じように蓋を押さえつけました。すると…

alert.jpg


↑内部のUSIMカードも押し込まれてロックが解除され、逆にイジェクトされてしまい、このようなアラートが。
「UIMカードが抜去されました。再起動します」だって…。一度このアラートが出ると、再起動するしかないなあ。ちなみにポタナビの起動時間は、手元計測で平均56~57秒ほど。

↓なぜこんなことに?これは、あらかじめUIMカードの長辺をカッターなどで少し削っておいた方が? と思い試したものの、状況は変わらず。よくみると、カードスロットに対してUIMカードは上下センターではなく、下の縁に接するようについている。そのために防水蓋と干渉してうまく閉まらなくなっている様子。

↓こんな感じで、右側の白いUIMカードがスロットの下縁に寄りすぎていて、左側の蓋部の盛り上がりと干渉してしまっている…

Port.jpg

これを直すのは素人にはちょっと厳しいため、気になるけれど蓋の浮き上がりはそのまま放置ということに。先日のフレッシュ(24時間走る、BRMの派生型)では雨はパラパラッとしか降らなかったので問題なかったけど、土砂降りだとちょっと危険かも。

↓さて、気を取り直してGARMINの EDGE 700とEDGE 800との大きさ比較。液晶画面は705(中央)と同等、右端の800よりひとまわり小さいくらい。でも、写真ではわかりにくいものの、圧倒的にポタナビの画面が明るい。しかし、明るいから正義、というわけでもないんですよね。バックライトについては後述。

DSC00997.jpg

地図画面。中央の705は、オプション地図を抜いた状態なので淋しい状態。ちなみに英語版です。右の800は日本語地図を入れているものの、ポタナビの視認性の高さに比べると見劣りが…

DSC00999.jpg

↓画面の明るさ比較。

バックライトがものすごく明るい。バックライト・オフ以外に3段階あって、いちばん輝度を下げた状態でも、右端のEDGE 800よりも明るい! これでも800は最大輝度なのです。右がポタナビ。若干ハレーションを起こしているほど。バックライトの照度をあと数段階下げられれば、バッテリーの持続時間がさらに伸びるんじゃないかな。ちなみに、ふだん私はEDGE 800の輝度を、10段階中の下から2番目で使っています。明るくしすぎるとバッテリーの持ちに悪影響というのもありますが、それよりも夜間走行は、暗闇に目が暗順応しておくべきなのです。液晶は暗くても、十分に表示は読めます。逆に液晶が明るすぎると、瞬間的に進行方向が見えなくなり、危険です。このあたり、実地走行せずに開発している印象が…。
display.jpg


●本体に関するその他

・画面は240×320pixelのQVGAサイズ。数年前まで携帯で主流だったもの。EDGE 800はQVGAよりさらに低ピクセルなので、それにくらべれば高精細といえなくもないけど…まあ五十歩百歩。そして画面の実寸法はご覧のとおり、800のほうがやや大きいのです。せっかくだから、特徴あるPNDということで、コスト増になっても5インチ液晶でWXGAくらいな方がより差別化できたかも?

・操作ボタンは、「アクション」ボタン(決定ボタン)以外は上面2箇所、右側面2箇所に押し込み式のものがついているけど、残念ながら使い勝手はあんまり。
 800のようにタッチセンサとはいわずとも、せめてこのアクションボタンがEDGE 705のようにスティックポイントになっていればよかったのに(これも詳細は後述)。でもまあ、日本メーカーの適応力はすごいので、きっとすぐにタッチ型の後継機種が出てくるのではと予想します。


●取付について

・自転車への取付は、ハンドルやステムに固定した専用の「クレイドル」と呼ばれる台座に。EDGE 800と同じようにハンドルに取り付けても、ポタナビは800よりも前方にせり出すように固定される。800のマウントはびっくりするくらいシンプルで簡単なんだけど、脱着を繰り返す間に接触部分が削り取られている感じがあり、あまり気分のいいものではない。一方、ポタナビは脱着はクレイドル左右のボタンを押し込むことで簡単にはずれるだけでなく、800のようなストレスもない点はグッド。

・ここで不満な点が。説明書でぜひ触れて欲しかったのが、結束バンドは幅の異なる2種類が入っているという点です。太いのはクレイドル用で、細いのはケイデンス/スピードセンサーの固定用。私は2種あることに気づかず、センサー用をクレイドル固定に使ってしまいました。たまたま結束バンドを多種類持っていたので問題なかったけど、ふつうの人ならここでホームセンターに走ることになりそう。

・ポタナビにはケイデンス/スピードセンサーがついています。一瞬、GARMINよりも小型で(・∀・)イイ!!! と思ったものの、ケイデンスとスピードの両者、いずれかの択一と知ってがっかり。でも、本機は2.4GHzの無線規格、Ant+に対応しているため、Ant+対応製品なら社外品も使える由。それなら、というわけで、ちょうど余っていたGARMINのスピード/ケイデンスセンサーGSC-10を装着してみました。こちらは1台でスピードもケイデンスも取れるタイプ。自転車に取り付けたところ、ポタナビは一発で認識してくれました。きちんとスピードもケイデンスも表示されるので、最初からこちらをつけてもいいかも。

 ちなみに、心拍ベルトも問題なく認識。

GSC10.jpg


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベで使えるか? 2.ソフトウェア編へ


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テーマ:自転車
ジャンル:趣味・実用

Comment

こんにちは。 ポタナビ インプレ拝見させていただきました。 パイオニアは、やはり地図は見やすそうですね。そして、明るい。。。素人でわからないんですけど、SIMカードが本体にあるとメリットは何でしょうか?

No title

あちちさん、こんにちは。使い始めて1カ月近く経つのに、仕事がバタバタでブログが遅くなってしまいました。

SIMカードの件については、人目を惹くセールスポイントになる反面、実用性はどこまであるんだろう、というのが正直な感想です。細かい点は次のエントリー以降にも記していますので、よろしければ。
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