プロフィール

terra

Author:terra
SF好き。アウトドア好き。
ロードバイク物欲派。
レイ・カーツワイルの未来予測を支持するシンギュラリティ信者(笑)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 2ソフトウェア編

以下の記事は、2012年時点で超長距離ライド向けにポタナビを評価したものであり、特殊な用途向きであることをご了承ください。


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 1.ハードウェア編


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 2.ソフトウェア編


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 3.実走編




●「サイクルラボ」サイトについて

走行記録やこれから走るルートのプランニングなどは、専用の管理サイト「サイクルラボ」で行える。

Cycle Lab(サイクルラボ)
https://pioneer-bicycle.com/


syclelab.png


速度やラップ、経過時間など、ポタナビ画面に表示させる各種情報も、サイクルラボの「設定」>「メーターレイアウト」でカスタマイズできる。これはユニーク。画面はポタリング用×2、ライディング用(マジ乗り用?)×4、マップ用×1と全7画面。本来の使い方なら、高速走行専用画面、消費カロリー専用画面といったふうな使い分けができるんだろうな。でも、私は走行中はあまり画面を変えず、一画面に情報を集約したい派。なのでポタリング用画面はまったく設定せず、ライディング用の1画面とマップ画面の合計2画面のみをレイアウト変更してみました。

設定を保存したうえで端末側から「サーバー同期」を選択すれば、その状態で反映される(ただしiPhoneやiPadのSafariブラウザからは行えず)。不要な画面は非表示にできるともっといいんだけど。

layout.png


●ルート設定もWEB上から
「サイクルラボ」には「プランニング」という画面があり、ここでルート登録を行うと、端末にも反映される仕組み。ただしプランニング画面ではルートを作成することができず、あくまで外部からGPX等のファイルをインポートするのみ。作成は「ルートラボ(http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/)」などで行わないといけません。

簡単に言うと、

ルートラボ → [GPXデータ] → サイクルラボ

といったところ。

だけど、プランニング画面で登録した後、さらに「お気に入り」設定しておかないと、ポタナビと同期してもルートは反映されないので注意が必要です。正直にいうと、少々煩雑。できればダウンロードしたGPXデータを、そのままPCからポタナビにコピーできるといいなあ。

kiroku.png


●ルートを隠すエリアが設定できる

GPSの精度が高いため、たとえば自宅からログ取得を開始している場合、もろに自宅の場所がルート上に表示されてしまいます。そうした個人情報を隠すため、WEB上の走行記録から隠したいエリアを指定できる機能つき。プライバシー保護機能という感じですね。

欲を言えば、隠す場所は2箇所だとよかったかな。ジテツーのときなどは職場の位置までマッピングされるから。まあ、会社近くまで来たら電源を落とせばいいし、知られたくないルートの場合はそもそも「共有」自体しなければいいので、運用でじゅうぶんカバーはできるんだけど。

●サイクルラボとの同期について

3G回線での同期は、iOS端末でiCloudを使っているのと似た感覚。同期ボタンを押すだけで、WEB上のマイデータに反映されるのはとても便利。ただし、ポタナビは充電時はPCにマイクロUSBで接続して充電する前提になっているので、そのときに同期すればいいのでは…? 購入後(初回使用開始後)2年間はdocomoの通信料が無料ではあるけれど、わざわざ回線使用料を払う作りにしなくてもよかったと思います。
もっとも、PCに直接つなぐとそれが「WindowsかMacか」によってドライバやソフトウェアを個別に作り込まなければいけないので、メーカーとしては開発工数面やユーザーサポート面で厳しかったのかなあ、と邪推したり。

●3G回線について

そのdocomoの回線ですが。
購入時は2年契約で、デバイス認証をかけた当月の月末までと23カ月、あわせてほぼ24カ月間、無料で使えるとのこと。たしかに無線で完結するのは便利。他のサイクルコンピュータにはない感覚です。

上で書いたように、充電時はPCに繋ぐわけだし、ルート設定のファイルやデータ同期自体はPC直結で構わないはずです。出先で天気予報や自転車店・公衆トイレなどの位置、グルメ情報が調べられるのは便利だけど、この端末を買うようなユーザーって、ガラケーやスマホのパケット定額くらい入っているだろうとも思ったり。その手の情報は、携帯で調べると思うんだよなあ…

個人的な要望としては、むしろ携帯電話が圏外で使えない場所、オフラインで威力を発揮する端末であってほしいと思います。電波の来ない山の中などでトラブルが生じて、最寄りの自転車ショップを探すといった緊急状況下で役立つような。

出かける前に端末のメモリ内に知りたい情報をダウンロードして、圏外でも使えるほうがうれしかったり。

●マップ表示について

地図については、GARMINのEDGEシリーズより格段に見やすい!

ふだんスマホを使っていると気づかないけど、デフォルトで地名が日本語表示されるのはほんとうにありがたいのです。マイ705は英語表記の日本地図をインストールしているけど、いちいち脳内で漢字に変換しなければならず、たいへんです。800で日本語表記地図に変更するのにも余分な出費を強いられたし。日本だから日本語表記というのは当たり前だけど、それができているサイコンというのは、実は貴重なのです。

地図そのものは、衛星写真のコントラストなどを調整して画像処理したような印象。悪くはないんだけど、もう少し「道路!」という感じをはっきり出してもらった方が視認性はいいかな。また、設定したルートも黄色一色しか選択肢がないこともちょっと問題。夜間の視認性にはまったく文句がない反面、昼間、快晴だったりすると、液晶画面がよく見えず、ルートの判別が厳しいことも。夜中に地図を見ながら走るのってブルベ参加者くらいだろうから、これは要改善ポイントじゃないかなあ。


●マップのスクロールについて

ポタナビは一見、GARMINのEDGE 800のようにタッチ操作型のように思えるけど、実際はボタン操作。
そして、EDGE 700のようなポインティングスティック方式でもなし。どうやって地図をスクロールさせるんだろうと思っていたら…加速度センサで傾きを検知して、傾き度合いに応じてスクロールするという斬新な方式でした。

ただ、マップスクロールの機能自体を使うには、クレイドルから本体を外して手に持ち、かなり深い階層に埋もれたメニューを呼び出さないと行けないのでかなり煩雑。しかもスクロール中はルートが描画されない、痛い仕様なのです。ルートが表示されないため、スクロールは勘頼み。現在地から少し先の様子を見たくて、この辺りかな?とスクロールを止めると、ひと呼吸置いて画面が描画されます。でもその地点が行き先から外れた方角だと、もう一度見当をつけた方向にスクロールしてルートを再描画、の繰り返し。ちなみにマップスクロールを行っている最中はずっとアクションボタンは押下しつづけないといけないので、手や肩がすぐに凝ってしまう身にはかなり辛い…。手が攣ってしまい、指をストレッチしたり合谷のツボなどマッサージしながらの作業です(笑)。

ポタナビには、おおまかな目的地方向が把握できるような「ポイントライン表示」というのがついています。ただ、ブルベの場合はちょっと使いづらいかも。とういのも、先日の「関東平野ほぼ一周」のようなラウンドトリップ型だと、場合によっては進行方向がスタート方面、という状況もあり得るためです。

また、郊外や山間部を走っていてもし迷子になった場合、ポイントラインに従ってリカバリーしようとすると、ヘタすると斜度20%超の激坂などを走らされることもあるため、とても危険…。


●ログの取得について

ポタナビには、実は記録のスタート/ストップボタンがない…!

では記録はできないかというとそんなことはなく。電源のON/OFFがスタート・ストップに相当するという、ちょっとびっくりな仕様です。電源を投入して約1分、起動が完了した時点から、知らない間に記録がスタート。そう、まだ自転車が動いていなくても、計測は始まっています。そして、記録停止は電源を落とした時点(!)

つまり長時間ライドの場合、連続した1本のログを取得したければ、電源を切ってはいけないのです。ブルベのように20時間や30時間連続して乗る場合、この仕様はかなり厳しい! 普通なら、食餌休憩中など自転車を降りている間に外部バッテリーを繋げば短時間で充電できるでしょう。なのに、たとえ食事中でも仮眠中でも、電源を落とせないわけです。なので、先日のフレッシュでも夜9時頃、宇都宮市で充電を開始して、ある程度充電できたのは、夜明け過ぎ。すでに外房、海沿いを何十キロも走っていましたよ…。

さらにさらに! 後日ログを確認すると、深夜0時で日付が変わるとログは2本に強制分割されていました。
370km分連続したログを得るため、あれだけ手間をかけて充電したのに。いったいなんなんだろう、、、、、、、

----


※さて、ハードウェア編とソフトウェア編と見てきましたが、次はいよいよ実走編。
 去る4/7に実施されたAJ千葉殿主催の「Fleche(フレッシュ)」で試用してみました。
 チームでルートを設定し、24時間、360km以上を走らなければならないというフレッシュ。
 夜通し走行、長距離、小雨もぱらつくなど、ブルベ用にサイクルナビゲーションを試すにはかなり最適な条件かと(笑)

 ただ、スタート前日に娘の入学式を途中で抜け出してきたんですが、その際妻にカメラを預けてしまったもので、ほとんど画像はありません…


>>パイオニアのサイクルナビ「ポタナビ」はブルベ/ロングライドで使えるか? 3.実走編

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:自転車
ジャンル:趣味・実用

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。